Shopifyテーマは無料と有料どちらで始める?選び方と試し方

Shopifyのテーマは、まず無料テーマで始めて足りるかを確かめるのがおすすめです。商品数が多い、写真で細かく見せたい、標準でほしい機能が多い。こうした条件が重なるときに、有料テーマを試してから検討します。

テーマとは、ネットショップの見た目と画面の作りをまとめた「ひな形」のことです。あとから変えることもできます。ただ、変えるたびに設定のやり直しが出るため、最初の選び方は大切です。

この記事では、商品数・写真の量・必要な機能の3つから、無料テーマで足りるかを判断する方法を説明します。有料テーマを買う前に試して確かめる点や、よくある失敗もまとめます。

店の見た目を考える店長

目次

Shopifyテーマを無料と有料のどちらで始めるか:選び方の考え方

迷ったときは、次の順番で考えると決めやすくなります。

  1. 無料テーマで、自分の商品を数点だけ登録してみる
  2. 足りないところを書き出す
  3. 足りないところが、設定やアプリで補えるかを考える
  4. 補いきれないときに、有料テーマを試す

大事なのは「有料だから売れる」と考えないことです。お客さんが見るのは、テーマの値段ではありません。商品写真、説明のわかりやすさ、買うまでの手順の少なさです。

無料テーマでも、スマホで見やすく、買い物の流れが整ったものが用意されています。まずは無料で始めて、店の形が見えてから判断しても遅くはありません。


無料テーマと有料テーマのちがいを知る

ちがいは、大きく分けて3つあります。

作り手

無料テーマは、主にShopify自身が作っています。有料テーマは、Shopifyの審査を通った外部の制作者が作っています。

標準で入っている機能の量

有料テーマは、最初から入っている機能や「セクション」が多い傾向があります。セクションとは、トップページや商品ページに置ける部品のことです。たとえば、画像を並べる部品、よくある質問の部品などです。

サポートの窓口

無料テーマはShopifyのサポートに相談します。有料テーマは、そのテーマの制作者が窓口になることが多いです。サポートの範囲や対応の言語はテーマごとにちがいます。

料金の払い方や、購入したテーマを使える店の範囲は、Shopify の管理画面・ヘルプセンターで確かめてください。


商品数・写真・機能の3つで無料テーマで足りるか判断する

ここからが本題です。次の3つを順番に確かめます。

商品数:探しやすさが足りるか

商品が少ないうちは、無料テーマで困ることはあまりありません。トップページに商品を並べれば、お客さんは迷わず選べます。

商品が増えてくると、「探しやすさ」が課題になります。次の点を確かめてください。

  • コレクション(商品のグループ)のページで、色やサイズ、値段で絞り込めるか
  • メニューを開いたとき、カテゴリが見やすく並ぶか
  • 検索窓に文字を入れたとき、候補の商品が出るか

確かめ方はかんたんです。管理画面の「オンラインストア」から「テーマ」を開き、「カスタマイズ」でコレクションのページを表示します。そこで絞り込みやメニューの見え方を見ます。

絞り込みの項目は、テーマだけでなく、管理画面の設定で決まる部分もあります。項目が出ないときは、ヘルプセンターで絞り込みの設定方法を確かめてください。

写真の量:見せたい形で並べられるか

商品写真を多く使う店ほど、テーマのちがいが出やすくなります。次の点を見てください。

  • 1つの商品に写真を何枚も入れたとき、スマホでめくりやすいか
  • 写真を拡大して、素材や細部を見られるか
  • 色を選ぶと、その色の写真に切りかわるか
  • 動画を商品写真と同じ場所に入れられるか
  • 縦長と横長の写真がまざったとき、並びがくずれないか

とくに大事なのは、色ちがいの写真の切りかえです。服や雑貨など、色の種類が多い商品では、ここが買いやすさに直結します。

スマホで写真と実物を見比べる

写真の並びがくずれるときは、テーマのせいではなく、写真の縦横の比率がそろっていないことがよくあります。テーマを変える前に、写真の比率をそろえてみてください。

必要な機能:テーマかアプリか

最後に、ほしい機能を紙やメモに書き出します。たとえば次のようなものです。

  • サイズ表をポップアップで出す
  • 商品ページを下に動かしても、カートに入れるボタンが見え続ける
  • 一覧ページから、そのままカートに入れられる
  • 関連する商品をおすすめとして並べる
  • 複数の言語や通貨で見せる

書き出したら、それぞれに印をつけます。「無料テーマで標準でできる」「アプリで補える」「どちらでも難しい」の3つです。

アプリとは、Shopifyに機能を足す追加の道具です。アプリでも多くの機能は補えます。ただし、アプリを入れすぎると、ページの表示が重くなったり、毎月の費用がかさんだりすることがあります。

「アプリで補える」が多く、しかもアプリの費用が続くなら、有料テーマを検討する理由になります。逆に、印のほとんどが「標準でできる」なら、無料テーマで始めて問題ありません。


有料テーマを買う前に試して確かめること

有料テーマの多くは、買う前に自分の店で試せます。テーマストアで気になるテーマを開き、試すためのボタンから自分の店のテーマ一覧に追加します。試せる範囲や、公開できるかどうかの条件は、Shopify の管理画面・ヘルプセンターで確かめてください。

商品の特徴を話し合うスタッフ

試すときは、次の手順で進めます。

STEP 1:自分の写真と商品で見る

テーマの見本ページは、プロが撮った写真で作られています。見本どおりの雰囲気になるとは限りません。

自分の商品を数点、写真も説明文もそろえて表示させます。いちばん売りたい商品と、写真が少ない商品の両方で見るのがコツです。

STEP 2:スマホで買うところまで操作する

カスタマイズ画面の表示をスマホに切りかえるだけでなく、自分のスマホでもプレビューを開きます。

  • トップページから商品を探せるか
  • 色やサイズを迷わず選べるか
  • カートに入れるボタンが見つけやすいか
  • カートまで進んだとき、送料や合計がわかりやすいか

お客さんになったつもりで、指だけで最後まで進めるかを確かめます。

STEP 3:書き出した機能が本当に入っているか見る

先ほど書き出した「ほしい機能」を、1つずつ実際に動かします。説明文に書いてあっても、思っていた動きとちがうことがあります。

STEP 4:サポートと更新の様子を確かめる

テーマのページで、次の点を読みます。

  • サポートの窓口と、対応している言語
  • 使い方の説明書があるか
  • テーマが定期的に更新されているか
  • 使っている人の評価やコメント

更新が止まっているテーマは、あとで不具合が出たときに困ることがあります。


よくある失敗と避け方

テーマ選びでつまずきやすい点をまとめます。

見本の見た目だけで選ぶ

見本がきれいでも、自分の写真では印象が変わります。STEP 1のように、自分の商品で確かめてから決めてください。

テーマを何度も変える

テーマを変えると、セクションの配置や色などの設定はやり直しになることがあります。商品の情報は残っても、見た目はほぼ作り直しです。変える前に、いまの設定を画面の写真で残しておくと楽になります。

テーマのコードを直接書きかえる

コードとは、テーマの中身の命令文のことです。直接書きかえると、テーマの更新が入れにくくなることがあります。書きかえる前には、テーマ一覧から「複製」を作っておきましょう。

アプリを入れたまま放置する

使わなくなったアプリは削除します。削除したあとも、テーマに部品が残る場合があります。表示がおかしいときは、そのアプリのヘルプを確かめてください。


よくある質問

無料テーマで売上は伸びますか?

テーマが無料か有料かで、売上が決まるわけではありません。写真、説明文、買いやすい流れを整えるほうが、売上への影響は大きいことが多いです。

あとから有料テーマに変えられますか?

変えられます。ただし、見た目の設定はやり直しになることがあるので、店の形が固まる前に判断しておくと手間が減ります。

有料テーマは複数の店で使えますか?

購入したテーマを使える店の範囲は決まりがあります。Shopify の管理画面・ヘルプセンターで確かめてください。


まとめ

Shopifyのテーマは、まず無料テーマで始めて、足りないところが見えてから有料テーマを試すのがおすすめです。

本日のポイント

  • 商品数が多いなら、絞り込みやメニューの見やすさを確かめる
  • 写真が多いなら、スマホでのめくりやすさと色の切りかえを確かめる
  • ほしい機能を書き出し、テーマかアプリで補えるかを分ける
  • 有料テーマは、自分の商品とスマホで買うところまで試してから決める

今日からやること

  • 無料テーマに、自分の商品を数点登録する
  • 自分のスマホで、商品を探してカートに入れるまで操作する
  • 足りないと感じた点を、メモに書き出す

テーマは店の土台です。値段ではなく、自分の商品とお客さんに合うかで選んでいきましょう。

画像を変えたら売上も変わった──その理由とは?

ページ構成・撮影・デザイン、すべてお任せ。
プロの力で、売れる商品ページにワンランクアップ!
[今すぐ無料見積もりは下記のバナーをタッチ]

BuzzPhotoバナー

この記事を書いたひと

はじめまして。
現在「BuzzPhoto」という、撮影からページ構成・画像制作までを一貫して行うサービスを運営しています。

私が最初にECに触れたのは会社員時代。
副業で欧米食器のオークション販売を始めたのがきっかけでした。その後、独立してBUYMAで無在庫販売を展開し、2016年頃にはメンズファッションカテゴリで月間ランキング1位を10回以上獲得。BUYMAの担当社員と一緒に韓国に買い付けへ行ったこともあります。
完全外注での運営に成功し、月商は1,500〜1,800万円を達成。

やがて無在庫販売の限界を感じ、自社製品の販売にシフト。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・Qoo10など、主要ECモールでの販売を経験しました。
特に楽天では「楽天ネーションズ」のリーダー店舗を担当し、15店舗のうち8店舗で売上を2倍に。

現在は現役ECセラーとして活動しながら、培ってきたノウハウを活かしながら同じように挑戦する方々のサポートをしています。

目次