メルカリの説明文では、傷や汚れを「どこに・どのくらいの大きさで・どんな状態か」の3点で書くと伝わります。あわせて、その場所を写した写真を載せ、商品の状態は迷ったら一段低いほうを選びます。
これだけで、受け取った人の「思っていたのと違う」がぐっと減ります。
この記事では、商品の状態の選び方、傷の探し方、そのまま使える例文、写真の撮り方までを順番に説明します。書かずに済ませると何が起きやすいかも挙げます。

メルカリの説明文で傷や汚れを書く基本の書き方
傷や汚れの書き方は、むずかしく考えなくて大丈夫です。
次の3点を、1つの傷ごとに1行で書きます。
- どこに:前身頃の右下、底の角、表紙の背など、場所を具体的に
- どのくらい:小指の爪ほど、数ミリ程度など、大きさの目安
- どんな状態か:薄い擦れ、うっすらしたシミ、毛玉、色あせなど
「多少の使用感あり」だけで済ませると、受け取る人は自分の都合のよいほうに想像します。
説明文は、受け取った人が箱を開けたときに「書いてあったとおりだ」と思える内容にします。
もう1つ大事なのは、傷を説明文の後ろのほうに隠さないことです。メルカリはスマホで見る人が多く、長い説明文は途中までしか読まれないことがあります。状態の説明は、商品名やサイズのすぐあとに置きます。
説明文の並びは、次の順にすると読みやすくなります。
- 商品名・ブランドの有無・サイズや型番
- 使った期間や頻度のおおまかな目安
- 傷・汚れ・使用感(1つずつ箇条書き)
- 付属品の有無
- 保管の環境(ペットや喫煙の有無など)
- 中古品であることへの一言
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商品の状態の選び方
メルカリでは出品するときに「商品の状態」を選びます。選択肢には「新品、未使用」「未使用に近い」「目立った傷や汚れなし」「やや傷や汚れあり」「傷や汚れあり」「全体的に状態が悪い」などがあります。選択肢の名前や意味は変わることがあるので、メルカリのガイドで確かめてください。
選ぶときの考え方は、次のとおりです。
- 新品、未使用:買ってから一度も使っていないもの。試着や開封だけでも、気になる場合はその旨を書く
- 未使用に近い:数回使った程度で、見た目ではほとんどわからないもの
- 目立った傷や汚れなし:近くで見ると小さな使用感はあるが、ぱっと見では気にならないもの
- やや傷や汚れあり:見ればわかる傷や汚れが少しあるもの
- 傷や汚れあり:はっきりわかる傷や汚れがあるもの
- 全体的に状態が悪い:使えるが、全体に傷みが目立つもの
迷ったら、一段低いほうを選ぶのがおすすめです。
状態を高めに選ぶと、届いたときの印象が下がります。低めに選んで実物がきれいなら「思ったよりよかった」と感じてもらえます。評価にも、その差が出やすくなります。
状態の選択と説明文の中身は、食い違わないようにそろえます。「目立った傷や汚れなし」を選んだのに、説明文に「シミあり」と書いてあると、読む人はどちらを信じてよいか迷います。
傷や汚れを見落とさない確かめ方
説明文が正直でも、見落とした傷は書けません。出品の前に、決まった順番で商品を確かめます。
確かめる前に用意するものは次のとおりです。
- 明るい場所:昼間の窓ぎわなど、自然な光が入るところ
- 白い布か紙:商品の下に敷くと、汚れや色の違いが見えやすい
- スマホのライト:斜めから当てると、擦れや小さな凹みが浮き出る
確かめる手順は次の5段です。
- 全体を見る:少し離れて、前・後ろ・横から形のくずれや色あせを見る
- 傷みやすい場所を見る:衣類なら襟・袖口・脇・裾、バッグなら角・持ち手・底、家電ならボタンまわりや画面
- 光を斜めに当てる:スマホのライトを横から当てて、擦れや細かい傷を探す
- においと手ざわりを確かめる:保管のにおい、べたつき、ゴムの劣化がないか
- 見つけたものをメモする:スマホのメモに「場所・大きさ・状態」をその場で書く
- 全体を見る離れて前後と横から
- 傷みやすい場所を見る襟・角・持ち手など
- 光を斜めに当てる擦れや凹みを探す
- においと手ざわりべたつきや劣化
- メモする場所・大きさ・状態
メモがそのまま説明文の下書きになります。あとで思い出しながら書くより、抜けが少なくなります。
家電や電子機器は、見た目に加えて動作も確かめます。電源が入るか、ボタンが反応するか、充電できるかを試し、試した内容を説明文に書きます。
そのまま使える傷・汚れの例文
ここからは、品目ごとの例文です。言葉を自分の商品に合わせて入れ替えて使ってください。
衣類の例文
・左の袖口に、小さなほつれがあります(数ミリ程度です)
・前身頃の右下に、うっすらとしたシミがあります。洗濯済みですが落ちきりませんでした
・脇の下に、軽い毛玉があります
・全体に、着用と洗濯による多少の色あせがあります
・写真の4枚目と5枚目で、ほつれとシミの場所を写しています
バッグ・財布・小物の例文
・底の四つ角に、擦れがあります。角の色が少し薄くなっています
・持ち手に、手の油による黒ずみがあります
・内側のポケットに、ペンの小さな跡があります
・金具に、細かい擦り傷があります。開け閉めは問題なくできます
家電・本・おもちゃの例文
・本体の天面に、細かい擦り傷があります。光に当てると見えます
・電源が入ること、ボタンが反応することを出品前に確かめました
・付属の説明書と箱はありません
・本の表紙の角に、少し折れがあります。中の書き込みはありません
・おもちゃの塗装が、一部はがれています(爪ほどの大きさです)
全体の状態と保管環境の例文
・自宅で使っていた中古品です。上に書いた以外にも、細かな使用感があることをご了承ください
・ペットはいません。喫煙者はいません
・押し入れで保管していたため、保管のにおいが少しあるかもしれません
「ご了承ください」の一文は、具体的な傷を書いたうえで添えるものです。この一文だけで済ませるのは避けます。
写真で傷や汚れを伝えるコツ
説明文と写真は、セットで考えます。
文章で「シミがあります」と書いても、大きさの感じ方は人によって違います。写真があれば、読む人が自分の目で判断できます。
撮るときは、次のことに気をつけます。
- 全体の写真と寄りの写真を両方撮る:寄りだけだと、どこの傷かわからない
- 大きさがわかるものを横に置く:指先や定規を添えると、大きさの目安になる
- 光は自然な明るさにする:加工で明るくしすぎると、汚れが消えて見える
- 傷の写真は説明文の順番とそろえる:説明文で「写真の何枚目」と書けると親切
きれいに見せるための加工は、傷や汚れを写す写真には使わないようにします。色が実物と違って見えると、それ自体が「説明と違う」と言われる理由になります。
撮ったあとは、出品前のプレビューで、スマホの小さな画面でも傷の場所がわかるかを確かめます。わかりにくいときは、もう一歩寄って撮り直します。
書かずに済ませると起きやすいこと
傷や汚れを書かないと、売れるまでは早いかもしれません。ただ、受け取ったあとに次のようなことが起きやすくなります。
- 受取評価の前に連絡が来る:「説明にない傷がある」と取引メッセージで言われる
- 返品や取引のキャンセルの相談になる:送料や手間がかかり、やり取りも長引く
- 評価が下がる:次に見る人が、その評価を読んで購入をやめることがある
- 事務局への問い合わせになる:やり取りで解決しないと、当事者だけで話が終わらないことがある
返品やキャンセルの扱いは、メルカリのガイドで確かめてください。
よくある失敗も挙げておきます。
- 「目立った傷なし」の基準が自分目線:自分では気にならなくても、初めて見る人は気にする
- テンプレートの使い回し:前の商品の状態説明が、そのまま残っている
- においを書き忘れる:見た目はきれいでも、香水やたばこのにおいで連絡が来る
- 付属品の有無を書かない:箱や説明書があると思って買う人がいる
正直に書くと売れにくくなる、と心配する人もいます。けれども、状態をわかったうえで買ってくれた人とは、受け取ったあとの話がずっと楽になります。
よくある質問
出品したあとで傷に気づいたら、どうすればよいですか?
売れる前なら、商品の編集画面から説明文と写真に追記し、必要なら商品の状態も選び直します。売れたあとに気づいたときは、発送の前に取引メッセージで購入者に伝え、どうしたいかを聞きます。
受け取った人から「説明にない傷がある」と言われたら?
まずは写真を送ってもらい、どの傷のことかを確かめます。説明文に書いていたかを見直し、書いていなかったなら素直に伝えて、どう対応するかを相談します。
メルカリShopsでも同じ書き方でよいですか?
場所・大きさ・状態を書く考え方は同じです。ただ、入力する項目や商品の状態の選択肢は違うことがあるので、メルカリShopsの管理画面で確かめてください。
まとめ
メルカリで傷や汚れを伝えるときは、正直さと具体さがいちばんの近道です。
本日のポイント
- 傷や汚れは「どこに・どのくらい・どんな状態か」の3点で書く
- 商品の状態は、迷ったら一段低いほうを選ぶ
- 状態の説明は、説明文の上のほうに置く
- 全体と寄りの写真をセットで載せ、加工しすぎない
今日からやること
- いま出品中の商品を1つ開き、状態の説明が具体的かを読み直す
- 次に出品する商品を、明るい場所で5段の手順に沿って確かめる
- 見つけた傷をメモに書き、そのまま説明文に写す
- 傷の場所の寄り写真を撮り、スマホの画面で見えるかを確かめる
書いてあるとおりの商品が届くことが、次の購入者からの信頼にもつながります。


