まだ海外展開は早い?それでも試せる“日本語だけでできる越境EC”の始め方

越境EC――それは今や多くのEC販売者にとって「夢のステージ」になっています。世界のEC市場は2023年に約26兆円(約2,300億ドル)を超え、年々拡大中。(参考:経済産業省「電子商取引に関する市場調査報告書2023年版」

しかし、

海外展開って言葉は聞くけど、まだ自分には早い気がする

英語もできないし、ハードル高そう…

という声もよく耳にします。

でも実は、日本語だけでできる越境ECの方法もあるんです。この記事では、私が美容・健康食品のEC販売をしながら実践してきた、難しく感じがちな海外販売をもっと気軽に始められるポイントをお伝えします。

小さな一歩から始めて、ワクワクを感じてほしいと思います。

目次

①日本語だけで始められる!越境ECの意外なカンタンスタート法

海外展開というと、英語対応や現地マーケティングの難しさを想像しがちです。しかし実際には、「日本語だけで」「自宅から」「今すぐ」始められる越境ECの仕組みがあります。

私の場合は、海外発送代行サービスを利用しつつ商品ページは日本語のままにしました。問い合わせ対応の英語は外注や翻訳ツールで補助し、注文は月1件程度からスタート。SNSで「日本語でも買いやすい」と広がり、3か月で注文数が3倍に増えました。

ポイントは完璧を目指さず、気軽にスタートすることです。英語対応を完璧にしようとすると負担が大きいですが、

・日本語対応で始められる
・翻訳ツールや外注で補助できる
・徐々に対応範囲を広げれば成長可能

という特徴を押さえれば、無理なく越境ECを始められます。

→海外発送代行サービスは、発送や通関手続きを代行してくれるため初心者にも安心です。

②日本語対応だけで売れる理由とお客様のニーズ

海外のお客様にも、日本の美容・健康食品は品質や安全性の高さから根強い人気があります。私の経験では「日本語で注文できるから安心」という声も多く、英語での説明がなくても、むしろ日本語のままの方が信頼される場合もありました。

さらに、配送は海外発送代行に任せることで発送の手間やリスクを軽減でき、販売に集中できるのが大きなメリットです。

このように、

・「Made in Japan」のブランド力
・日本語注文の安心感
・発送代行サービスによるリスク軽減

が越境EC成功のポイントとなっています。

→「Made in Japan」は品質の高さで世界的に評価されており、越境ECの強みになります。

③気軽に試せる「テスト販売」のススメ

海外展開は大きなチャレンジですが、最初は少量で「テスト販売」してみるのがおすすめです。私も1週間限定で5セットだけ出品し、1セット売れた時の喜びは格別でした。

少量販売ならリスクを抑えつつ反応を見られ、商品説明や価格の調整も可能です。特にBASEやShopifyなど、日本の越境EC向けプラットフォームは簡単に海外配送対応ができます。

ここで押さえておきたいポイントは、

・少量テストで不安を減らす
・フィードバックを活かしながら拡大可能

という点です。

→テスト販売は初期費用や在庫リスクを抑えられるため、初心者に最適な方法です。

④SNSや口コミでじわじわ広がる日本語越境ECの魅力

私が実感したのは「口コミの力」です。初めは数人の海外ファンがSNSで拡散してくれて、そこから注文が増えました。SNSで「日本語で買えてよかった」「対応が親切」といった声が広まると、注文は自然に伸びていきます。

特に越境ECでは信頼の輪が大切なので、一人ひとりのお客様の声を丁寧に扱いましょう。

SNS運用のコツは、

・日本語でも海外のお客様に伝わる写真や動画を使う
・感謝の気持ちをわかりやすく伝える

など親しみやすいコミュニケーションを心がけることです。これがリピーターを増やし、長期的な売上アップにつながります。

→SNSは双方向のコミュニケーションができるため、顧客との信頼関係構築に最適です。

【Q&A】越境ECでよくある質問と私の答え

Q1. 日本語だけで本当に海外の人に買ってもらえる?

A1. 実際に私の店でも売れました!日本製品の品質や安全性への信頼が高く、購入者は日本語でもOKな方が多いです。問い合わせは翻訳ツールや外注でカバー可能です。

→不安なら小さく始めて慣れるのが良いですよ!

Q2. 配送コストやトラブルが心配です。

A2. 海外発送代行サービスを使うと、送料も抑えられ、トラブル対応も代行側が対応してくれるので安心です。

→プロに任せると安心感が増します!

Q3. 商品説明はどうすれば良い?

A3. 日本語のままでも問題ありませんが、写真や動画で商品の魅力を視覚的に伝えるのが効果的です。

→言葉よりビジュアルが伝わりやすいことも!

【注意点】越境ECで気をつけるべきポイント

NG① 顧客対応の遅れは信頼を失う

海外のお客様もレスポンスの早さを重視します。問い合わせにすぐ答えられないと、購入を断念されるケースが多いです。翻訳ツールや外注を活用してスピーディに対応しましょう。

NG② 税関や法律の違いを甘く見ない

商品によっては輸出規制税関手続きが必要なものもあります。自分の扱う商品が対象外か事前に必ずチェックしてください。

NG③ 無理な拡大は焦りのもと

いきなり多品目や大量在庫で海外展開を狙うとリスクが大きくなります。まずは「テスト販売」から徐々に広げるのが賢明です。

【まとめ】今すぐできる!日本語越境ECで新しい世界を切り拓こう

海外展開は確かにハードルが高く感じるかもしれません。でも「日本語だけでできる越境EC」という方法なら、無理せず気軽にチャレンジできます。

私の経験から言うと、小さな一歩でも始めれば、海外のお客様からの「ありがとう」が何よりの励みになります。

ぜひまずは無料登録や少量のテスト販売からトライして、海外のファンを増やしていきましょう。

日本語で越境ECを楽しむ、新しいビジネスの扉は、あなたの手の中にあります。

【参考データ】

経済産業省「電子商取引に関する市場調査報告書2023年版」

日本貿易振興機構(JETRO)越境EC市場レポート2023年版

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この記事を書いたひと

Webライターとして活動しながら、ECサイトの運営経験を活かして、売上アップにつながる記事や商品ページの作り方を発信しています。伝わりやすい言葉の使い方や、購入につながるページ設計など、初心者の方にも実践しやすいノウハウをわかりやすく紹介。ライターならではの視点で、EC販売のヒントをお届けします。

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