楽天の定期購入で解約を減らす初回後のフォロー

楽天の定期購入で解約を減らすには、二回目のお届けの前にフォローを集中させるのが近道です。

伝えるのは「到着直後」「使い始めの頃」「二回目の発送前」の三つの節目です。それぞれ一つずつ、短く伝えます。

この記事では、それぞれの節目で何を伝えるか、RMS でどう確かめるか、よくある失敗までを順に説明します。

定期便の箱にカードを添える担当者

目次

楽天の定期購入で解約が増えやすいのは二回目の前

定期購入の解約は、二回目のお届けが近づいた頃に増えやすいといわれます。

理由はかんたんです。初回は「試してみよう」という気持ちで申し込みます。二回目は「続けるかどうか」をお客様が初めて判断する場面です。

このときに判断の材料が足りないと、お客様は止める方を選びがちです。

  • まだ使い切っていないのに、次が届きそう
  • 良さがよくわからないまま、次の請求が来る
  • 申し込んだことを忘れていて、届いて驚く

どれも、店側が先に一言伝えていれば防げたかもしれない理由です。

つまり、初回後のフォローは「売り込み」ではありません。続けるかを決めるための材料を、ちょうどよい時期に渡すことです。


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解約の理由を三つに分けて考える

フォローの中身を決める前に、自分の店の解約理由を整理します。

理由は大きく三つに分けると考えやすくなります。

使い切れない・量が合わない

お届けの間隔が、お客様の使うペースより短い状態です。家に在庫がたまると、止めたくなります。

この場合に伝えるべきは「お届けの間隔は変えられます」という情報です。

良さを感じられない

使い方がわかっていない、または効果や変化を感じる前にやめてしまう状態です。

この場合は、使い方のコツや、よくある使い始めの悩みへの答えを伝えます。

忘れていた・お金の心配

定期購入だと気づかずに申し込んだ、または毎回の支払いが気になっている状態です。

この場合は、次のお届け日と金額の確認方法を、はっきり伝えます。

自分の店の理由を確かめる方法

  1. 解約の連絡や問い合わせの文面を、手元にあるぶんだけ読み返す
  2. 理由を上の三つのどれかに振り分ける
  3. レビューの中から「量」「使い方」「定期」に触れた声を拾う
  4. 一番多かった理由を、最初に手を打つ相手に決める

理由がわからない声は「不明」として分けておきます。無理に当てはめないことが大切です。


初回後のフォローは三つの節目で伝える

頻度の目安は、二回目のお届けまでに三回です。多すぎると読まれず、少なすぎると忘れられます。

節目1:到着直後(同梱物)

最初の接点は、箱を開けた瞬間です。メールよりも、同梱のカードやリーフレット(折りたたみの案内紙)が目に入りやすい場面です。

書くことは三つに絞ります。

  • 届いたことへのお礼
  • いちばん大事な使い方を一つだけ
  • お届けの間隔やお休みの相談ができること

情報を詰め込むと読まれません。紙一枚の表だけで読み終わる量にします。

節目2:使い始めの頃(メッセージ)

使い始めて少したった頃に、短いメッセージを送ります。目安は、商品を使い始めて最初の疑問が出やすい時期です。

内容は「よくある質問に先回りして答える」形が向いています。

  • 使い始めに多い悩みと、その対処
  • 使い方のコツを一つ
  • 困ったときの問い合わせ先

商品の良さを並べるより、「こういうときはこうしてください」と書く方が役に立ちます。

節目3:二回目の発送前(予告)

最も大事なのがこの予告です。次のお届けの少し前に送ります。

  • 次のお届け予定日
  • お届け内容と、金額の確認方法
  • 間隔の変更・お休み・解約の手続きのしかた

解約の方法まで書くのは、逆効果に見えるかもしれません。ですが、手続きがわかりにくいと不満が残り、レビューや次の購入に響きやすくなります。

「止める」の前に「間隔を変える」「一回休む」という道があると伝えることで、解約ではなく調整を選んでもらえることがあります。


伝える文章の作り方

文章は、型を決めてから書くと迷いません。三つの節目すべてに使える型です。

  1. 一行目に、このメッセージで伝えたいことを書く
  2. 次に、お客様がすること(またはしなくてよいこと)を書く
  3. 最後に、困ったときの連絡先を書く

たとえば予告なら、一行目は「次のお届けが近づきましたのでお知らせします」のように始めます。

書くときのコツは次のとおりです。

  • 件名や一行目で中身がわかるようにする
  • スマホで読んで、スクロールが少なくて済む長さにする
  • 専門用語を使わない。使うなら言い換えを添える
  • 「お得」よりも「安心して続けられる」ことを伝える

書いたら、自分のスマホで一度読んでみてください。読みにくい行があれば、そこを短くします。


RMS で設定と中身を確かめる手順

文章ができたら、実際に届く形にします。楽天の定期購入の設定やメール送信の機能は、店の契約や時期によって使える範囲が違うことがあります。細かい仕様は RMS の画面で確かめてください。

確かめる手順は次のとおりです。

  1. 定期購入の設定を確かめる:RMS の定期購入・頒布会の設定画面で、お届け周期の選択肢、お客様が変更・お休みできる範囲を確認します。
  2. 送れるメッセージの種類を確かめる:受注後に自動で送られるメールの中身と、店から送れるメールの種類を確認します。送ってよい内容や回数の決まりは、RMS のマニュアルとガイドラインで確かめてください。
  3. 商品ページの表記を確かめる:定期購入であること、お届けの間隔、解約の方法が、商品ページと購入画面でわかりやすく書かれているかを見ます。
  4. 自分あてにテストする:可能なら自分で申し込み、届くメールと同梱物を実際に受け取ります。お客様と同じ順番で体験すると、抜けている案内に気づけます。

定期購入の表示や解約のしかたには、守るべき決まりがあります。表記に迷ったときは、楽天の店舗向けのガイドを確認し、必要なら専門家に相談してください。

始めたあとの見直し方

フォローを始めたら、変える前と後で次の点を比べます。

  • 二回目のお届け前の解約の連絡が減ったか
  • 「間隔を変えたい」「休みたい」という相談が出てきたか
  • 使い方についての問い合わせの中身が変わったか

一度に全部を変えると、何が効いたかわかりません。節目を一つずつ足していくと、見直しがしやすくなります。


よくある失敗

初回後のフォローでつまずきやすい点をまとめます。

  • 送る回数を増やしすぎる:同じような案内が続くと、読まれなくなり、配信を止められることもあります。
  • 売り込みばかりになる:追加購入のおすすめだけでは、続けるかを決める材料になりません。
  • 予告が遅い:発送の直前だと、お客様が間隔を変える時間がありません。変更の締め切りに間に合う時期に送ります。
  • 解約の方法を隠す:一時的に解約が減っても、不満やトラブルにつながりやすくなります。
  • 同梱物とメールで内容が食い違う:お届け間隔や連絡先が違うと、問い合わせが増えます。まとめて見直してください。

よくある質問

フォローは何回くらい送ればよいですか?

二回目のお届けまでに、同梱物を含めて三回を目安にすると考えやすくなります。送ってよい回数や内容の決まりは、RMS のマニュアルで確かめてください。

解約の方法まで案内すると、解約が増えませんか?

案内と一緒に「間隔の変更」や「お休み」を示すと、止める前に調整を選ぶ人もいます。わかりにくくするより、安心して続けてもらう方が長い目で見て店の信頼につながります。

同梱物とメール、どちらを優先すべきですか?

使い方の案内は、箱を開けたときに目に入る同梱物が向いています。次のお届けの予告は、時期を合わせて届けられるメッセージが向いています。


まとめ

楽天の定期購入は、お客様が続けるかを初めて決める二回目の前に、解約が増えやすくなります。

本日のポイント

  • フォローは「到着直後」「使い始めの頃」「二回目の発送前」の三つの節目で伝える
  • 解約の理由を「量」「良さ」「忘れ・お金」に分けて、多い理由から手を打つ
  • 予告では、次のお届け日と、間隔の変更・お休み・解約の方法をはっきり書く

今日からやること

  • 手元の解約の連絡や問い合わせを読み返し、三つの理由に振り分ける
  • RMS の定期購入の設定画面で、お客様が変えられる範囲を確かめる
  • 二回目の発送前に送る予告の文章を、型に沿って一本書いてみる

初回後のフォローは、続けるかどうかを決めるための材料を、ちょうどよい時期に渡すことです。まずは予告の一通から始めてみてください。

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この記事を書いたひと

はじめまして。
現在「BuzzPhoto」という、撮影からページ構成・画像制作までを一貫して行うサービスを運営しています。

私が最初にECに触れたのは会社員時代。
副業で欧米食器のオークション販売を始めたのがきっかけでした。その後、独立してBUYMAで無在庫販売を展開し、2016年頃にはメンズファッションカテゴリで月間ランキング1位を10回以上獲得。BUYMAの担当社員と一緒に韓国に買い付けへ行ったこともあります。
完全外注での運営に成功し、月商は1,500〜1,800万円を達成。

やがて無在庫販売の限界を感じ、自社製品の販売にシフト。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・Qoo10など、主要ECモールでの販売を経験しました。
特に楽天では「楽天ネーションズ」のリーダー店舗を担当し、15店舗のうち8店舗で売上を2倍に。

現在は現役ECセラーとして活動しながら、培ってきたノウハウを活かしながら同じように挑戦する方々のサポートをしています。

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