こんにちは！私は以前ネットショップを運営していた際に、ずっと悩んでいたのが「検索に引っかからない問題」でした。
せっかく時間をかけて商品を作って、写真も丁寧に撮って、説明文も書いたのに……。
いざ検索してみたら、自分の商品がどこにも表示されない。あの絶望感、ECを始めたばかりの頃は誰でも一度は味わうと思います。
Amazonや楽天のような大型モールに出店している方も、同じ悩みを持っているのではないでしょうか？ 特にAmazonは商品数がとにかく多いので、「気づいてもらう」までが本当に難しいと聞きます。
この記事では、私自身が「商品が埋もれる…」と悩んでいた時期に、初心者でも無理なくできた“SEO的な見直し”について体験ベースでご紹介しますので、チェックしてくださいね。
「検索で出てこない」問題は、誰にでも起きる
ECを始めたばかりの頃、私は「商品を出せば誰かが見つけて買ってくれる」と思っていました。
でも現実は違って、検索しても自分の商品が出てこないどころか、「表示回数ゼロ」なんて日もありました。
最初は「作品の魅力が足りないのかな」と思っていたけど、アクセス分析を見て気づいたのは、そもそも誰にも見られていないということ。 見つけてもらえなければ、どんなに良い商品でも売れません。
そこで私は「SEO（検索エンジン最適化）」的な視点から、商品ページの見直しを始めました。
もちろん、専門知識はゼロ。でも、小さな改善を積み重ねることで、少しずつ検索に引っかかるようになり、アクセス数と売上が上がっていったんです。
初心者でもできた！SEO的な見直し3つのポイント
ここからは、私が実際にやって効果があった「SEO的な見直し」を3つに絞ってお伝えします。
Amazonや他モールで出店予定の方でも、すぐに実践できるはずです。
① 商品タイトルは「検索される言葉」で組み立てる
商品タイトルって、ついつい「自分のセンス」でつけてしまいがちですよね。
私も最初は自己満足な、雰囲気重視のタイトルばかり付けていました。でも、ある時「お客様はそんなワードで検索しない」と気づいたんです。
そこでやってみたのが、お客様の目線で検索ワードを考えること。
たとえば、私が販売していたピアスのタイトルは、以下のように変えました：
変更前：
月と星のきらめきピアス
変更後：
【金属アレルギー対応】月モチーフピアス 樹脂フック 上品かわいいハンドメイド
変更後のポイントは：
・「金属アレルギー対応」などのニーズ系キーワードを入れる
・「月モチーフピアス」など、検索されやすい単語を意識
・カッコ【】を使って読みやすく整理
このタイトルにしてから、検索結果に出る回数が目に見えて増えました。
Amazonも楽天も、検索タイトルが重要だとよく言われますが、実感として「ここを変えるだけで全然違う」と思いました。
② 商品説明文は「会話口調」で“検索ワード”を自然に入れる
私は説明文を書くのもけっこう苦手でした。
「商品サイズと素材だけ書けばいいのかな？」くらいの感覚でいたんですが、実は商品説明文もSEOに関係します。
だからといって、「キーワードを詰め込めばいい」わけではありません。
私が心がけたのは、お客様と会話しているように、自然にキーワードを入れることでした。
例えばこんな感じです：
✿こんな方におすすめ✿
・上品でかわいいアクセサリーを探している方
・金属アレルギーが心配で、樹脂ピアスを選びたい方
・誕生日や記念日のプレゼントをお探しの方
✿素材・サイズ✿
モチーフ部分：約2cm／金具：樹脂フック（ニッケルフリー）
この中に自然と「上品」「かわいい」「プレゼント」「金属アレルギー対応」といった検索されやすいワードが入っています。
商品説明を“買い物中の会話”だと思って書くと、キーワードも入れやすいし、読みやすくなりますよ。
③ カテゴリー・タグは「自分都合」ではなく「お客様目線」で
販売当初は、商品ページの「カテゴリー」や「タグ」も適当に設定していました。
とりあえず「アクセサリー」「ピアス」「かわいい」で登録して、「これでOK！」と思っていたんです。
でも、これがもったいないポイント！
Amazonや他モールでも、カテゴリーやタグの設定は検索精度に直結します。
間違ったカテゴリーやタグを設定すると、検索されても対象外になってしまうんです。
そこで私がやったのは、「競合ショップの商品ページをチェック」すること。
実際に売れている商品がどんなタグやカテゴリに登録されているかを確認し、それに合わせるようにしました。
特に「ギフト」「母の日」「プチプラ」などの季節・目的系タグは、設定するだけで検索の幅が広がりますよ。
まとめ：検索されない商品は存在しないのと同じ！
・商品タイトルには検索されやすいキーワードを入れる
・商品説明は会話口調で自然にキーワードを盛り込む
・カテゴリー・タグは「お客様目線」で選ぶ
この3つを少しずつ見直すだけで、あなたの商品が検索される確率はグッと上がります。
難しいことはしなくても大丈夫。
自分の言葉で、自分なりに工夫することで、SEO的な強化はできるんです。
埋もれていた商品が、少しずつ見つけてもらえるようになると、EC運営がもっと楽しくなりますよ！
あなたのショップが、たくさんのお客様に見つけてもらえますように。
