こんにちは!私は以前、自宅の一角にハンドメイドアクセサリーを作成する作業スペースを作って、ネットショップを開きました。少しずつお客様が増えていく喜びを今でも覚えています。
そんな私が、最近気になっているのが「AmazonでのEC販売」。
ネット販売に少し慣れてきて、Amazonという大きな舞台にチャレンジしてみたいという方も多いのではないでしょうか。 でも正直、Amazonって、他のモールとは違う雰囲気がありますよね。
この記事では、「Amazonって気になるけど、まだ踏み出せていない…」という方に向けて、私自身が調べてわかった「Amazon販売の最初の壁」をリアルにお伝えしていきます。
「ちゃんと準備してスタートできる」場所
Amazonではまず「出品者アカウントの登録」というしっかりした手続きが必要です。
・本人確認書類
・銀行口座、クレジットカード情報
・場合によっては開業届や事業者登録
「え、なんだかめんどくさそう…」と思うかもしれません。
でも裏を返せば、誰でもすぐに出品できるわけじゃないからこそ、真剣にネット販売をしたいと考える人にチャンスがあるとも言えるんですよね。
準備をする時間がある分、「戦略的に」スタートできる。それって、ネット販売を長く続けていく上で安心材料になると思います。
商品登録の細かさは「見つけてもらう仕組み」につながる
Amazonで商品を登録するには、JANコード(バーコード)やカテゴリ選定、スペック入力など、入力項目がとても多いです。
ハンドメイドで一点モノを作っていた私からすると、正直「細かすぎる…」と最初は感じました。
でも、逆に考えると、この細かさが「商品を見つけてもらいやすくする仕組み」になっているんですよね。
たとえばAmazonでは、お客様が「イヤリング ゴールド 樹脂」と検索したとき、ちゃんとその条件に合った商品が上位に表示されるようになっています。
つまり、「誰に」「どんなときに」買ってもらいたいかを考えて、登録する項目を丁寧に設定すれば、自然と検索に強いページが作れるんです。
価格競争は激しいけど、「ブランド登録」で差別化できる
Amazonといえば「価格勝負」のイメージがあるかもしれません。たしかに、同じような商品が何百円とかで並んでいると、「これは太刀打ちできないかも…」と思いがちです。
でも、Amazonには「ブランド登録制度」があります。
ブランド登録制度とは?▶▶Amazon内で「自分のブランドの正当な持ち主です」と証明する制度。
商標を取得して申請すれば、自分だけのブランドページや、自由度の高い商品紹介ができるようになりますよ。
「見た目が似ているものが他にもあるけど、やっぱりこのブランドが好きだから、ここで買いたい!」と選ばれるようになると、価格競争に巻き込まれずに済みます。
自分のブランドを持っている方なら、Amazonでさらに広げるチャンスがありますよ。
FBAという自動販売が使えるチャンスも
Amazonで販売する場合、「自己発送」か「FBA(フルフィルメント by Amazon)」を選ぶことができます。
FBA(フルフィルメント by Amazon)とは?▶▶商品の保管・梱包・発送・お客様対応までをAmazonが代行してくれるサービス。出品者はAmazonの倉庫に商品を送るだけで、あとは注文が入るとAmazonが自動で発送・カスタマーサポート・返品対応まで行う。
もちろん、最初は梱包ルールや在庫管理の仕組みを理解する必要がありますが、それさえクリアすれば、
・24時間、夜中でも勝手に売れてる
・発送しなくていい
・お客様対応もAmazonが代行
という、かなり心強い仕組みになります。
「もっと製作に集中したい」「時間のやりくりが難しい」そんな方には、FBAはめちゃくちゃ魅力的な選択肢ですよね。
「挑戦する場所」としてのAmazonの魅力
Amazonについて調べれば調べるほど、「本気でやれば、大きな可能性がある場所」だと感じるようになってきました。
最初に壁はあるけれど、
・準備すればするほど結果に結びつきやすい
・データ分析や改善サイクルも回しやすい
・SNSや広告に頼らなくても売上が上がる可能性がある
つまり、仕組みが整っているからこそ、自分の努力が結果として返ってくる場所なんですよね。
最後に
私はハンドメイドショップで、「誰かに選んでもらえる喜び」を経験しました。
そして今、もしもう一度ネット販売に挑戦するなら、「もっと多くの人に届けること」に、魅力を感じています。
Amazonは、やみくもに始めればすぐに売れるわけではありません。
けれど、しっかり準備して仕組みを理解すれば、自分のブランドや想いを、世界中の人に届けられる可能性を持っている場所だと思います。
そう考えると、ちょっとワクワクしませんか?
この記事を読んで、「Amazon販売、思ったより面白そうかも」
そんな風に思ってもらえたら、とても嬉しいです。