こんにちは!以前、アクセサリーのネットショップを運営していた際に、数字が苦手なこともあり、データ管理の難しさや「何を見れば売上につながるの?」という戸惑いがあったことを今でも覚えています。
今回は、これから楽天で販売をスタートした方や、月商100万円を目指しているEC初級者の方向けに、「数字を見るのが苦手な私でも月1でやっていた、やさしいデータチェック法」についてお話ししましょう。
最初にお伝えしたいのは、「全部を完璧に見る必要はない」ということです。データって、見始めるとキリがないので疲れてしまいますよね。でも、月に1回、少しだけ数字に目を向けてみることで、ショップの“現状”が見えてくるようになりますよ。
「アクセス数」だけじゃダメ?私がデータを意識したきっかけ
私がネットショップを始めたばかりの頃、「アクセス数が多ければ売れるはず」と思い込んで、PV(ページビュー)ばかり気にしていました。でも現実は、「アクセスはあるのに売れない」という状態。「なんで?」って日々悩むことが多かったように感じます。
そこであるとき、「アクセス以外の数字を見てみよう」と思い立ち、PVの次に注目したのが「転換率(CVR)」でした。
転換率(CVR)とは?
「アクセスがあったうち、何人が実際に買ってくれたか」を示す数字のことです。
例:100人がページを見て、2人が購入したなら、転換率は2%
この数字が低いと、「見に来てくれてはいるけど、買うには至ってない」というサインになります。そこで私の場合、商品写真を撮り直したり、説明文を丁寧に書き直したり、レビューを目立たせるなど、少し工夫してみました。すると、少しずつですが転換率が上がった印象です。
▼商品別アクセス分析から転換率を確認する方法
RMSにログインします。
→左側のメニューから「データ分析」を選択。
→「アクセス分析」>「商品分析」をクリック。
→希望する期間を設定し、商品名や商品管理番号で検索。
→表示されるデータで、各商品の売上件数、アクセス人数、転換率などを確認できますよ。
データを意識したことで、「商品ページを見て終わり」じゃなく「買ってもらう」ための工夫が必要だということに気づきました。
月に1回だけでもOKな“チェック項目”
「毎日データを確認するのはしんどいな…」という方も多いと思います。私もそうでした。
だから月に1回、自分のスケジュールに「データの日」を作って、コーヒー片手に30分だけ数字と向き合う時間を作っていました。
そのときに見ていた項目は以下の3つです。
1.アクセス数(PV)と商品別アクセス
まずは王道のアクセス数。でも、全体だけじゃなく「どの商品ページがよく見られてるか」も確認するようにしましょう。
「このイヤリングだけアクセスが多い?」と思ったら、Instagramで紹介した直後だったという気づきがありました。逆に、「これはアクセスが全然ない…」という商品は、タイトルや写真を見直すきっかけになりますね。
2.転換率(CVR)
先ほどご紹介した転換率(CVR)ですが、アクセスがあっても売れていない商品の原因を探す際に役立ちます。売れない問題点は、価格・説明文・購入までの流れにあることが多いですよ。
私の場合、「写真はおしゃれだけど、サイズ感がいまいち分からなかった」というレビューをもらって反省したことがあります。
3.購入者の流入経路
商品ページごとに、どこからお客様が来ているか知ることも重要です。楽天RMSの「商品別参照元」で分析できますよ。
▼商品別参照元のCSVファイルのダウンロード手順
RMSにログインします。
→「データ分析」>「アクセス・流入分析」をクリック
→「商品ページ」をクリック
→「商品ページ分析画面」が表示されたら、調べたい商品を「日次」で検索する
→表示された商品の「CSVダウンロード」欄の「参照元」ボタンをクリック
私の場合、Instagramでも商品を紹介していたので、そこからの流入が多いとわかったときは、投稿の頻度を上げるようにしました。
逆に、何も対策していない楽天内検索から流入していた場合には、「キーワード選びが合ってるかも!」と少し自信になったりもしましたよ。
データを見る目的は“改善点を見つけること”
データは、「どうすればもっと良くなるかを考えるヒント」をくれるものだと思っています。
例えば
・「転換率が高い商品=売れる商品」なので、そのページ構成や説明の仕方を他の商品にも応用する。
・「SNSから流入が多い」なら、SNS強化に力を入れる。
・ 「ある時期だけアクセスが跳ね上がっていた」なら、同じタイミングでキャンペーンを仕掛けてみる。
数字で感じたことを手がかりにして、次のアクションを決めていくようにしましょう!
最後に:数字が苦手でも、月1チェックならできる!
私自身、数字は得意じゃないです。でも、ほんの少しだけ数字に向き合っただけで、ネットショップの運営に自信がつきました。
まずは月に1回、楽天RMSでアクセス数・転換率・流入元の3つだけでも見てみてください。
見慣れてくると、データが改善すべきヒントを教えてくれて、どんどん楽しくなってきますよ!
データはあなたのお店を育てる味方です。ぜひ楽天RMSとうまく付き合う習慣を始めてみましょう!
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