「リピーターがいるお店は、強い。」これは、私が健康・美容系のECサイトを運営してきた中で、何度も実感してきたことです。
新しいお客様を集めるには、広告費や時間、手間がかかります。でも、一度買ってくださった方が「またここで買いたい」と思ってくれたら?その積み重ねが、ショップの安定や売上アップにつながっていくんです。
とはいえ、「リピーターが大事なのはわかるけれど、具体的に何をすればいいの?」という声もよく耳にします。実際、私もスタート当初は売ることに必死で、購入後の対応は後回しにしていました。
でもある時ふと、「大がかりな施策がなくても、リピーターは増やせる」と気づいたんです。
必要なのは、“あとちょっと”の心くばり。
この記事では、私が実際に行って効果を感じた「また買いたくなる工夫」を、4つのポイントに分けてご紹介します。今すぐ真似できる内容ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
【ポイント①】「また買いたい」と思わせる“ひとことメッセージ”の力
リピーターづくりで大事なのは、購入体験の“余韻”を心地よく残すこと。
そのために私が行っていたのが、商品と一緒に手書き風のひとことメッセージを同梱することでした。
たとえば──
| 「○○の調子はいかがですか?気になることがあれば、いつでもご連絡くださいね。」 |
こんな風に、相手の顔を思い浮かべながら書いたひとことを添えるだけで、「買って終わり」じゃない温かさが伝わります。
実際、こうしたメッセージに対して「心遣いが嬉しかった」とレビューを書いてくださるお客様もいて、確かな手ごたえを感じました。
ポイントは、テンプレ化して使い回せることと、“手書き風フォント”の活用。最近は印刷でも自然に見えるフォントが増えていて、たとえば「しねきゃぷしょん」などは手書きの雰囲気がやさしく伝わります。
→「しねきゃぷしょん」などの日本語手書き風フォントは、フリーダウンロード可。印刷でも十分自然に見えます。
【ポイント②】“到着後すぐ”のフォローメールが勝負どころ!
商品が届いたタイミングは、お客様の気持ちがもっとも高まっている瞬間です。
だからこそ、到着直後のフォローメールは、リピーター獲得の“ゴールデンタイム”。
私がよく使っていた構成は次の3点:
| 1.「商品は無事に届きましたか?」という安心のひと声 2.おすすめの使い方や保存方法など+αの豆知識 3.次回使えるクーポン情報のご案内 |
このメールを送るだけで、「対応が丁寧で安心できた」という声をいただけることが増えました。
実際、ネオマーケティングの2023年調査でも、「フォローメールが来ると安心感がある」と感じた人は58.6%にものぼります(参照:ネオマーケティング「購買後のフォローメールに関する意識調査」)
→この“ひと手間”が、また買ってもらえる理由になるんです。
【ポイント③】“お楽しみ感”を添えるオマケの工夫
想像してみてください──
箱を開けたときに、「えっ、これもついてるの?」とちょっと驚きと嬉しさを感じたこと、ありませんか?
実はこの“小さな喜び”が、次回購入の大きな後押しになります。
私がよく使っていたのは:
| ・商品と相性の良いミニサンプル ・季節ごとに変える読み物(美容コラム) ・アレンジ提案のオリジナルレシピカード |
たとえば、青汁を販売していたときは「青汁スムージーのアレンジレシピカード」を同梱していました。「こんな飲み方もあるんだ〜」と喜ばれることが増え、リピートにもつながりました。
→とくに、「○月限定」「今だけ」などの期間限定感を出すと、開封時のワクワク感がぐっと増します。
【ポイント④】リピーター限定の“内緒の特典”で心をくすぐる
「あなたは特別」というメッセージが伝わると、お客様との距離がぐっと近づきます。
そのために私が工夫していたのは、リピーター限定の特典です。
たとえば──
| ・2回目以降の購入者にだけ同梱される限定品 ・メールでこっそり届けるシークレットクーポン ・メルマガ読者向けのプレゼント応募キャンペーン |
あえて「一度ご購入いただいた方限定です」と伝えるだけで、特別感がグンと高まります。
これはいわば、“ファン化”を促すステップ。
実際、ITmediaの2024年調査では、「特典があると再購入意欲が高まる」と答えた人が42%もいたそうです(参照:ITmedia調査「ECユーザーのリピート理由に関するアンケート(2024年)」)
→“ここで買うと、ちょっとイイことがある”──そんな気持ちが、リピーターを育てるんですね。
【注意点】ついやってしまいがちなNGパターン3つ
NG①:メッセージが長すぎる・押しつけがましい
感謝の気持ちを伝えたいあまり、長文になりすぎると逆効果です。
読むのが面倒だと感じさせないように、3行以内のやさしいひとことを意識してみてください。
NG②:フォローメールが機械的で冷たい印象に
自動送信でも、人のぬくもりを感じさせる工夫が大切です。
たとえば、「〇〇様」という名前を入れる、語尾をやわらかくするなど、ほんの少しの気遣いで印象は大きく変わります。
NG③:特典の乱発でありがたみが薄れる
毎回特典をつけてしまうと、お客様の中でそれが「当たり前」になってしまいます。
本当に伝えたいときに効果を発揮できるよう、「月限定」「先着〇名様」など限定要素をうまく使いましょう。
【まとめ】「買ってよかった」の先にある、“また買いたい”を育てよう
リピーターを増やすために、広告費や難しい仕組みは必要ありません。
必要なのは、購入後のちょっとした気配り。
| ・ひとことメッセージで心をつかむ ・到着直後にフォローして安心感を届ける ・ワクワク感のあるオマケや特典で“もう一度”を後押しする |
この3つを意識するだけで、お客様の記憶に残るお店になれます。
思い出してみてください。あなた自身が「またここで買おう」と思ったとき、そこにはどんな“小さな嬉しさ”があったでしょうか?
あなたのショップにも、きっとできる工夫があります。
そのひと工夫が、未来のファンとの橋渡しになりますように。
【参考データ一覧】

