【はじめに】
投稿して次の日に売上UP!といった成果があれば
モチベーションも上がり投稿も楽しく続けられますが成果が無いと
「ネタ探し」「写真や動画撮影」「編集作業」の毎日に追われ
とにかく続けてるけど運用がツライ…。なんて感じることはありませんか?
実は筆者はそう感じながら運用をしていたことがあり
継続できなくて何ヵ月も放置していたことも…。
でも、そこから「ショップらしさ」を出して楽しくやろう!と視点や考え方を変えてから
楽しく継続的にSNS運用をすることができるようになりました!
今回は【SNS運用が楽しくなるコツ3選】をお伝えします。
運用に疲れていたり、ウンザリしている方は参考にされてみてくださいね!
【なぜ継続がツライのか】
診断テストの様になってしまいますが「継続がツライ」と感じていることは
次のうち、どの項目に当てはまりますか?
〇成果が出ていないから
〇ネタが見つからないから
〇画像・動画編集や作成が大変だから
以前の筆者は全てに該当している状態だったんですが
当てはまった項目では下記のような行動をしていませんか?
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〇成果が出ていないから
▶投稿の数値分析し仮説構築し次の投稿作成に繋げる
〇ネタが見つからないから
▶他の投稿を見て参考になるネタを自社に落とし込む
〇画像・動画編集や作成が大変だから
▶見やすく綺麗で世界観を統一したものに仕上げる
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上記したことはもちろん大事!なんですが、SNS運用を始めて間もないころは
「せっかく始めるんだから成果(販売)を出したい!」と意気込んでしまい
【成果を出すために】➡【バズるネタを】➡【こだわって発信しよう】
と自分を追い込んでしまいがちになってしまいます…。
しかし、SNS運用は広告掲載とは違うため【即効性の成果はありません】
また、対面で営業された場合を想像してほしいのですが
「売りたい」という圧を感じる営業マンからの購入は前向きになれず
「寄り添って提案してくれる」営業マンには購入検討できることと同じで
発信側の投稿に求める思惑が強く投稿をしていると見ている人にも伝わり
「つまらない」と感じられてしまいがちになります…。
最初は【質より量】くらいの気持ちが継続的な運用にはカギとなり
やはり【楽しい】と感じながらSNS運用をすることが見ている人にも
親近感や共感を伝えられ、ゆくゆくは【成果】にも繋がりますよね!
【SNS運用に求められること】
ショップが運用する最終的な目標は成果(売上)ですが
ここでは「SNSを見ている人」のことを考えてみましょう!
みなさんに共通していると思いますが
家事で忙しいときや仕事中にはSNSを見ることはありません。
移動中や休憩時間といった「空き時間」を利用して見ていますよね。
上のデータを見ても分かるように利用する目的として
・知人とのコミュニケーション
・知りたいことの情報収集
・ひまつぶし
という3つが上位で高い割合をしめており
SNSでは、人はあくまで【コミュニケーション】を求めています。
そのため、先述した
【成果を出すために】➡【バズるネタを】➡【こだわって投稿しよう】
という投稿はショップ側の【一方的】な発信に捉えられることも…。
コミュニケーションは、お互いの意思疎通や情報伝達なので
【双方向】の投稿が求められています!
発信内容を双方向のものにするためにショップのSNS運用では
【ショップらしさをを発信して共感される内容】にすることが見ている方と
コミュニケーションができる投稿をするためのポイントと言えます。
これからは【継続投稿できて楽しく共感される3つのコツ】をご紹介します!
【楽しく共感されるSNS運用3つのコツ】
〈コツ1〉お客さま視点で発信する
ショップ側からの発信。と主観的に考えて発信すると
「この弱い部分は見せないでおこう」「良い部分だけを伝えよう」
と発信する内容を〈良い部分のみ〉発信しがちになりますが
SNSを見ている人は【リアルな声】を求めています。
商品やサービスの購入は誰しも「損したくない」ものです。
この不安を払拭するために気になっている商品を
ネットで購入するとき必ず口コミを見て【実際は良いの?悪いの?】といった
企業側の発信ではなく購入者のリアルなコメントを気にしています。
なので、販売している商品を使って感じた
ショップ側の意見を投稿するとお客様側からすると
【自分の生活に取り入れた状況】を想像でき納得購入いただけます。
SNS発信をするショップ側も「良い部分を見せないと」という
堅苦しい枠から外れることができるため投稿も楽しくなりますよ!
悪い部分も含めて発信すると、よりお客様視点ですが
必ず「代案」を入れた発信にすると購入検討の材料にされますね。
〈コツ2〉内側を発信する
オンラインでの買い物は当たり前になっていますが
ショップ側の人が見えないことはなんとなく不安に感じますよね…。
筆者も何度か経験しているのですが
ショップによって、そんな不安を払拭するための工夫か
商品到着時に手書きの挨拶状が同梱されていたりします。
おそらく大丈夫と分かっていても対面ではない分
「ちゃんとした人がやっているショップ」だと確認できると
なんだか安心しますし親近感を覚えました!
そんな安心感や親近感を発信するコツです。
一時期ビール工場見学が流行して売上を伸ばす会社様もあったかと思いますが
その【内側】を見せる発信をしていきます。
例えば、働いている社員やショップ運用している担当に
「商品のこだわりや想い」「お客さまに伝えたいこと」を
語ってもらうことや「オフィス紹介」も内側を発信できて効果的!
なにより見ている方が共感できる内容も提供できますね!
〈コツ3〉お問合せを発信する
SNS運用では何よりコミュニケーション!だとお伝えしていましたが
すでに購入者の方からの【お問合せ】ではコミュニケーションをとれています。
そのお問合せ内容をそのまま発信する方法です!
たとえば、
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〈食品販売のショップ〉
お問合せ:商品到着まで時間がかかりすぎでは?
➡品質管理と鮮度を保つために受注を受けてから
加工やパウチ真空梱包をしているため
10日間ほどお時間をいただいています。
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という対応があった場合は上記内容を発信します。
気になっているお客様は、
すでに購入した方がお問い合わせした内容を見て
自分自身の不安を払拭をすることができるので購入に前向きになれます。
また、何より対応を真摯にしていて【お客様に寄り添うショップ】という
印象を持っていただけることに繋がります!
今までのコミュニケーションを発信することで
見込み客の方とのコミュニケーションにもなる発信です。
ぜひ、やってみてくださいね!
【さいごに】
一日でも早く成果を出すために
「SNSの特性を考えて、動画投稿にして、〇〇の内容にしないと…。」
と難しく考えてしまいがちですが、SNSを見ている方は
〈コミュニケーション〉と〈ひまつぶし〉の割合が高いです。
また、1つの投稿を見て即購入!というより
いろんな投稿を見ながら少しずつ納得して購入を検討する。
といった時間をかけた意思決定をしています。
ぜひ、目先の成果や一方的な発信にならないように
【楽しく質より量を増やす】気持ちでSNS運用してくださいね!
〈引用・参考・文献一覧〉
【SNS運用に求められること】
〈引用〉総務省『令和4年通信利用動向調査の結果』4ページ目https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/230529_1.pdf