こんにちは。
「SNSって結局、フォロワーが多い人じゃないと意味ないんでしょ?」
こんな風に思っていませんか?実は私も、まったく同じ気持ちでした。
だけど実際には、フォロワー数が少なくても、SNSは“集客の芽”を育てられる場所だったんです。
今日は、私が実際にSNSを通じて少しずつお客さまを増やしていった、3つのステップをご紹介します。楽天出店を検討している方や、ネットショップを始めたばかりの方にも、きっとヒントになると思います。
ステップ1:最初は「売ること」よりも「知ってもらう」ことに集中
ショップを立ち上げたばかりの頃、私はインスタグラムを使っていました。
でも正直、投稿を始めた最初の頃は全然反応がなかったんです。
いいねも2~3件、フォロワーは家族と友達だけ。
でも、ここで「売れない…」と落ち込むのではなく、「今は知ってもらう時期」と割り切りました。
私が意識したのは、「商品」じゃなくて「世界観」を伝えること。
ハンドメイドアクセサリーの場合、どうやって作っているか、どんな思いで作っているか、どんな服に合うのか——そういった“物語”を日常の中に溶け込ませるような投稿を意識しました。
例えば…
「今日はこのイヤリングを作りました。秋のコーデにぴったりな色合いです」
「パーツ選びって迷いませんか?私はこうして決めています。」
こんな感じで、日常の延長線上にある投稿を続けていたら、少しずつ「見てます!」というDMが届くようになりました。フォロワーは100人ちょっとでも、ちゃんと見てくれている人はいるんだなと実感しました。
ステップ2:小さな反応を“育てる”視点を持つ
ある日、投稿に「かわいいですね」とコメントが入りました。
昔の私だったら「ありがとうございます!」で終わっていたと思います。
でもこの時は、そのコメント主のプロフィールを見にいって、共通点がありそうだったのでフォローしてみました。さらに、次の投稿で「この前コメントくださった方から、こんな嬉しい言葉をいただきました」と紹介(もちろん匿名で)。
すると、その投稿が反応が良くて、今までよりもいいねや保存が増えて、少しだけフォロワーも増えました。
ここで学んだのは、「反応があったら、それをきっかけに繋がりを育てる」ことの大切さ。
どんなに小さな反応でも、それは“集客の種”なんですよね。放っておくと枯れてしまうけど、丁寧に水をあげて育てていけば、やがてリピーターさんになることもあります。
SNSって、短期的に「売上」を求めるとしんどくなるけど、“コミュニティ”を作る感覚で続けると、だんだん楽しくなってくるんです。
ステップ3:販売先とSNSを“つなげる工夫”をする
SNSで世界観や信頼が少しずつ育ってきたら、次は「どこで買えるの?」にスムーズに繋げることが大事ですよ。
私は最初の頃、プロフィール欄にリンクを貼っているだけでした。でも、それだと見てくれる人はごく一部。
そこでやってみたのが、「新作紹介→販売ページリンク付き投稿」のルーティン化。
投稿で新作を見せながら、「〇〇日までの期間限定です」とか「残り3点になりました」など、ちょっとした緊張感を持たせるようにしたんです。
さらに、ストーリーズのハイライトに「購入はこちら」「レビュー紹介」など、販売までの導線をしっかり作っていきました。
すると、SNS経由の購入がじわじわ増えてきて、注文が安定して入るようになりましたよ。
フォロワー数よりも、“つながりの濃さ”がカギ
SNS運用って、やっぱり時間も手間もかかりますよね。私も子育てをしながらの更新は、なかなか大変でした。
でも、「売るため」ではなく「知ってもらうため」に育てていくという意識でいると、無理なく続けられると感じます。
特にハンドメイドや個人ECの場合、大手ショップのような広告やSEOでは勝てません。
だからこそ、SNSという“近い距離感のメディア”で、お客さまとの信頼を積み重ねていくことが何より大切なんです。
楽天での出店を考えている方も、出店前からSNSで「この人の作品、気になるな」と思ってもらえる土台を作っておくと、出店後のスタートダッシュが変わってくると思いますよ。
まとめ:少人数でも、ちゃんと届くSNSの力
最後にもう一度お伝えしたいのは、「フォロワーが少なくても大丈夫!」ということ。
コツコツ投稿して、少しずつ信頼を育てて、ちゃんと商品ページに繋げる。
これを続けていくだけで、SNSは立派な「集客ツール」になります。
これからネットショップを育てていきたい方、楽天出店を考えている方も、
まずは一歩、自分の言葉で“あなたの物語”をSNSで発信してみてくださいね。
きっと、あなたの世界に共感してくれるお客さまが、少しずつ増えていきますよ。