こんにちは!
ネット販売って楽しいですよね。「好きなものを売って、それを買ってもらえる」って、もう最高にうれしい瞬間。
でも……販売を始めた当初、数字が苦手な私が悩んだのが、確定申告と経理の壁でした。
「何をどうやって記録するの?」「領収書って全部とっておかないとダメ?」「どこまでが経費?」と、毎日頭がぐるぐる…。
特にこれから楽天で出店しようと思っている方、EC初級者さんにとっては、今からの経理準備がとても大事!
この記事では、当時の私の体験をベースに、「確定申告が怖くなくなる経理の始め方」を、やさしく・わかりやすくお話しします。
少額の売上なら確定申告は不要?
「開業したら確定申告が必要」って知ってましたか?
まず、ネット販売で少しでも利益が出ると、税務上の“申告義務”が発生します。
私の場合、初月は売上が3万円だったので、「こんな少額なら確定申告なんて関係ないでしょ」と思っていたんですが……それ、大間違いだったんです。
実は、
・所得が年間48万円を超えたら申告が必要(※青色申告の場合)
・会社員でも、副業で年間20万円超えると申告義務あり
つまり、売上が大きくなる前から準備しておくべきだったんです。
EC初心者にありがちな経理のミス
私は経理初心者あるあるのミスを、いくつも経験しました。
・レシートをぐちゃぐちゃに箱に突っ込む
・売上管理と在庫管理をごちゃごちゃにする
・ネット広告費の領収書を取り忘れる
・クレジット明細と経費の紐づけができない
気づいたときには、確定申告の季節。
「え…1年分これから入力…?」と私は顔面蒼白でした。
なので、ここからは「これだけはやっておけば大丈夫!」という経理の基本ステップを、初心者目線でお伝えしますね!
楽天ECを始める前に!経理の基本3ステップ
① 口座・クレカは“事業用”を作りましょう
まずはコレ!プライベートと事業のお金を分けること。
まずは専用の銀行口座とクレジットカードを作ることが、経理迷子にならないコツです。
おすすめは楽天銀行+楽天カードのセット。
ネットで一括管理できて、記録も残りやすいので初心者向け!
② 売上・経費を1ヶ月ごとにメモしておく
私は最初、何もメモしてなくて、あとからしんどい思いをしました。
売上も経費も、ExcelやGoogleスプレッドシートで簡単にまとめるだけでOK!
例えばこんな感じ↓
月 | 売上 | 仕入れ | 梱包材 | 送料 | 広告費 | 利益 |
1月 | 50,000円 | 10,000円 | 2,000円 | 5,000円 | 3,000円 | 30,000円 |
このくらいのシンプル表でも、年間のまとめがとてもラクになりますよ!
③ 会計ソフトは神!初心者こそ導入を
会計ソフトは本当に初心者の味方です。
楽天やBASEなどとも連携できたり、レシートをスマホで撮るだけで自動記帳できたりするソフトもありますよ。
おすすめの会計ソフト:
・freee会計(初心者向け&UIが優しい)
→ クラウド会計ソフト | freee
・マネーフォワードクラウド(コスパ◎)
→ 会計業務から人事労務までまとめて効率化 | マネーフォワード クラウド | まずは無料トライアル
楽天出店前に押さえたいお金のポイント
楽天で本格的に販売を始めると、
・毎月のシステム利用料
・ポイント還元分のコスト
・ランキング広告の課金制度
・配送費・資材の仕入れ
など、想像以上にお金の出入りが多くなります。
「どこに、いくら使ったか」を日々ざっくりでもいいので記録しておくと安心ですね。
経理が不安なら「税理士さんに相談」もアリ
初めての確定申告のとき、どうしても不安なときは無料相談会に行くのもおすすめです。
初心者の質問にも丁寧に答えてくれます。プロの意見を早めに聞いておくと安心ですよ◎
経理ができると「売上の見え方」が変わる!
経理って「やらなきゃいけない面倒なこと」って思われがちだけど、
実は売上や利益を“見える化”できるツールなんです。
・どの商品が利益率が高いか
・送料がかかりすぎていないか
・広告費が無駄になってないか
こんなことがハッキリすると、ビジネスの見直しポイントがわかって、売上アップにもつながる!
経理は「数字」じゃなくて「お店を育てる力」だと思えば、ちょっと楽しくなってきますよ。
まとめ:確定申告は怖くない!準備すれば味方になる
楽天ECやネット販売を始めたばかりのころは、「売ること」に夢中で、
「お金の管理」は後回しになりがちですよね。
でも、確定申告の季節は、必ずやってきます。
そして、経理が整っていれば、ぜんぜん怖くありません!
今日から、できることだけでもスタートしてみてください。
・口座を分ける
・月ごとの記録をつける
・会計ソフトを検討する
この3つだけでも、来年の自分を救えます!
少しずつ取り組みんでみてくださいね。