こんにちは!私がECを始めたばかりの頃は、注文が入るたびにテンションが上がる反面、発送作業に追われて、夜な夜な梱包…なんて日々も少なくありませんでした。
今回は、そんな私が試行錯誤しながら辿りついた「発送に追われないための梱包術」についてご紹介します。これからECを始める方や初級者さんにこそ、ぜひ読んでもらいたい内容です。
発送の効率を上げつつ、レビューでも「梱包が丁寧!」と好評価をもらえた、リアルな工夫をお伝えします!
梱包が遅い=売上が伸びない理由
私がECを始めたばかりの頃、1日1〜2件の注文が精一杯。そんな中、ある日ふと気づいたんです。「あれ? この時間、ぜんぶ発送に取られてる…?」と。
商品が売れるようになるほど、梱包・発送の時間が膨れ上がり、気がつけば1日のほとんどを「発送作業」に使っている…。そうなると、写真撮影や商品登録、SNS更新といった“売上を伸ばすための作業”に手が回らなくなってしまうんですよね。
さらに、忙しいからといって梱包が雑になると、レビューで「箱がつぶれてた」とか「プレゼントには向かない」と書かれてしまう…。それは避けたいですよね。
体験談:私が実際にやってよかった梱包改善のステップ
発送作業に追われていた頃、「もっと効率よくできないかな…」と悩みながら、少しずつ試行錯誤を重ねてきました。
特別なノウハウや高価なツールは使っていません。でも、小さな工夫を積み重ねたことで、気づけば発送のスピードもレビューの評価もグッと安定してきたんです。
ここでは、私が実際にやって「これは本当にやってよかった!」と思えた梱包改善の工夫を、3つのステップに分けてご紹介します。
ステップ1:発送資材は「揃える」ではなく「まとめてストック」
最初の頃は、毎回100均で箱や緩衝材を買い足していました。これが、地味に面倒で時間のムダ。特に週末は在庫がないことも多くて、発送が遅れて焦ることも…。
そこで、思い切ってネットで梱包資材をまとめ買いするようにしました。
例えば、私は以下のようなアイテムを定番にしました:
・小型段ボール(クリックポスト対応サイズ)
・プチプチ(ロールタイプ)
・OPP袋(商品用と外袋用の2サイズ)
・サンキューカード(名刺サイズ)
・リボンシール
この5つが揃っていれば、8割以上の発送には対応できました。
資材置き場を1箇所にまとめて、毎回「探す時間」もゼロにしたら、作業スピードが倍になりましたよ。
ステップ2:「商品ごとの梱包手順」をマニュアル化
ハンドメイドアクセサリーって、種類によってサイズも形もバラバラ。なので最初は、商品によって梱包方法が変わってしまい、毎回迷ってました。
そのうち「ピアスAはこう包む」「ネックレスBはこの箱で」と、自分だけの梱包マニュアルをメモ帳に作っておいたら、迷いが減って時短に!
手順を決めることで、急な注文にもスムーズに対応できるようになりましたよ。
ステップ3:「ギフト対応」しすぎない!
レビュー対策として「丁寧な梱包」は大事。でも、ギフト包装をしすぎると手間がかかるし、コストもかさむんですよね。
私は途中から「無料の簡易ラッピング」と「有料ギフト包装(+300円)」の2段構えにしました。
無料の方は、OPP袋にリボンシールとサンキューカードを添えるだけ。これでも意外と「可愛かったです!」というレビューをもらえたので、コスパが良いです。
有料の方は、箱入り+リボン+メッセージカードというしっかり包装。プレゼント需要にも応えつつ、手間と利益のバランスが取れるようになりました。
梱包でレビューが変わる!リアルな実感
梱包を見直したことで、レビューにも変化が現れました。
それまで「可愛いけど届くのが遅かった」「袋がくしゃくしゃだった」みたいな惜しいコメントがあったのが、「梱包が丁寧で嬉しい」「開けた瞬間に幸せな気持ちになった」など、ポジティブな内容に変化!
レビューが良くなると、購入率にも直結します。特にAmazonでは、★4以上の評価が続くと、検索順位にも影響してくると言われているので、とても大事です。
これからECを始める方へ伝えたいこと
梱包って、売上には直接関係なさそうで、実はとても影響するんですよね。忙しくなってから改善するのは、正直大変です。
だからこそ、月商10万円くらいの段階から「発送に追われない仕組み」を作っておくと、後々ラクになりますよ。
Amazonでは、発送効率やレビュー対策はとても重要になると思います。むしろ、お客様の目がより厳しい印象もあるので、梱包クオリティにはしっかり気を配った方が良さそうですね。
まとめ:発送効率アップとレビュー対策は両立できる!
・資材はまとめ買いでストック管理
・商品ごとに梱包マニュアルを作る
・ギフト対応は無料と有料で使い分け
・丁寧だけど効率的な梱包でレビュー対策もOK
発送は、「作業」だけど、「お客様との最初の接点」でもあります。だからこそ、効率だけでなく、ちょっとした気配りを忘れないようにしたいですね。
これからECを始める方や、売上アップを目指す方の参考になれば嬉しいです!