EC商品ページを作成したものの、なかなかアクセスが集まらなくて売上が出なくて悩んでいる方はおりませんか?
あるいはアクセスはあるのに商品購入されない方も多くいるかと思います。
筆者も初心者の頃はカメラのサイトを立ち上げたにもかかわらず、まったく売上が上がらなくて悩んでおりました;
結論を言うと、作成したEC商品ページで成果が上がらないのはコンテンツ内容が不十分だからです。
たとえば、まずは商品の画像や説明文を見直してみてください。ユーザーに商品の魅力を十分に伝えきれていない可能性があります。
また、ページのタイトルやデザイン、内部リンクなどを見直すこともサイト評価に関わるので大事です。
なのでEC商品ページで成果を上げるためには、ページコンテンツの内容を改善する必要があります。
本記事では「簡単なのに効果絶大!EC商品ページのコンテンツ改善5つのテクニック」をお伝えいたします。
改善点1:商品画像を見直す
商品画像を見直すことで、ユーザーのEC商品ページにおける閲覧時間と商品購入率がアップします。
理由は、商品画像はEC商品ページにおいて、ユーザーの視線や興味を引き付ける「第一印象」になるから。
とくにページトップに表示される商品画像はメイン画像になるので、より魅力的な写真を使うのが重要です。
また「画像は文字の7倍の情報量がある」とも言われておりますね。
つまり「商品画像が魅力的であれば、ユーザーがEC商品ページを見てくれて閲覧時間も伸びる」というわけです。
結果としてユーザーに商品購入される可能性が上がり、売上アップにつながります。
商品画像を魅力的に見せるためには、以下の点を意識して改善してみてください。
- 画像は5~8枚以上で商品全体がわかるように様々なアングルから見せる
- 立体感が出るように正面だけでなく少し斜め上から撮影してみる
- 背景を白や薄グレーなどシンプルなものに統一する
- 影ができないように適切な光源で撮影する
- サイズ感や質感がわかる写真にする
上記に加えて撮影後に画像編集ソフトなどで、画像の明るさやコントラストを適切に調整するのもアリです。
さらに、お客様が商品をイメージしやすい商品画像になるように、以下の方法を取り入れるのもポイント。
- スマホやペットボトルなど身近にあるものと並べて撮影する
- 実際に手に持った状態やモデルを使って撮影する
- 製造工程や現場情報なども掲載する
カメラやレンズを扱う筆者は上記の方法に加えて、実際に撮影した自然や街の風景を画像を載せています。
筆者はカメラやレンズを販売商品として扱っているので、撮影精度をユーザーに見せるためです。
また、写真だけでは商品の魅力を伝えきれない場合は、「動画」を載せてみるのもアリですね。
とにかく商品画像はEC商品ページにおいてなによりも重要で、訪問ユーザーにとって「第一印象」となります。
なのでEC商品ページを改善するなら、まずは商品画像から見直しましょう。
改善点2:商品説明文を見直す
商品説明文を見直すことも、EC商品ページでユーザーの商品購入率を上げるためには重要となります。
ユーザーはEC商品ページで商品の画像を見たあとに、説明文を読んで納得してから商品購入に至るのが多数です。
なので、商品説明文はユーザーの興味を惹きつけるような文章を書く必要があります。
商品説明文は、以下の点を意識して見直してみてください。
- ファーストビューで読みやすくわかりやすい説明文かどうか
- ユーザーの興味や関心を引き付けられる説明文かどうか
- 疑問や不安を細部まで取り除く内容が説明文に記載されているかどうか
それでは一つずつ解説していきます。
1.読みやすくわかりやすい説明文かどうか
読みやすくわかりやすい説明文にするために、以下を見直します。
- 冒頭3行程度で商品のアピールポイントを真っ先に伝える
- 重要ポイントやアピールポイントは強調して具体的に書く
- 初心者でも理解できるように難しい言葉を使わない
- 箇条書きやスペース、文字装飾や表を活用して読みやすくする
- お客様が一目見てわかるように程度な文量で商品情報を伝えきる
とにかくユーザーにとって読みやすくわかりやすい商品説明文にするのが基本的な第一歩。
ちなみに商品説明文にはSEOを意識したキーワードを含めることも忘れないでください。
検索エンジンからのアクセスアップが見込めます。
2.ユーザーの興味や関心を引き付けられる説明文かどうか
ユーザーの興味や関心を引き付けるために、以下の点を意識して商品説明文を見直します。
- ターゲット層を明確にしたうえで説明文を書く
- メリデメやお客様が得られるベネフィットを伝える
- 「〇〇ランキング1位」などの客観的なデータや数字を入れる
- 限定性を持たせた訴求ポイントやセール情報を記載する
- クーポンやポイントなどの特典を付ける
ターゲット層はどんな人に商品を購入してもらいたいのかを明確にしたうえで、文章を考えるのがポイント。
(例:カメラ愛好家におすすめ、アウトドア愛好家におすすめ、etc.)
メリデメは商品の機能や仕様よりもベネフィットを伝えます。
ユーザーが商品を購入した結果、どんな恩恵や体験、悩み解決ができるのかなどを具体的に伝える。
また、商品説明文には客観的なデータや数字を入れると説得力が増します。
販売商品のアピールポイントと他の類似商品などとの比較ポイントが、データや数字でより明らかに。
(例:「〇〇ランキング1位」や「リピート率100%」など)
さらにクーポンやポイントなどの特典を付けるのも、ユーザーの購買意欲を高める方法の一つです。
3.疑問や不安を取り除く記載がされているかどうか
EC商品ページには、ユーザーの疑問や不安を細かい部分まで解消できる内容を記載することも大事です。
たとえば、以下の項目を記載できればOK。
- 送料や配送方法を明記する
- 購入者の商品レビューを紹介する
- ユーザーのよくある疑問に回答したものを記載する
ユーザーの疑問点や不安点を取り除く記載をしてあげることで、EC商品ページでの売上は大きく変わります。
改善点3:ページデザインを見直す
ページデザインを見直すことで、EC商品ページの売上が伸びる可能性があります。
なぜならEC商品ページが見やすく魅力的なデザインにできれば、ユーザーに好印象を与え商品購入率が高まるから。
たとえば、見やすく魅力的なページデザインにするための施策は、以下になります。
- フォントと色、サイズやレイアウトを考える
- 購入ボタンの配置を考える
- レスポンシブデザイン最適化の導入
それでは一つずつ解説していきます。
フォントと色、サイズやレイアウトを考える
EC商品ページ作成する際は前提として、商品のイメージやターゲットに合わせたデザインにすることが大事です。
前提を踏まえたうえで、以下の点を見直します。
- フォントと色を適切なデザインにする
- ユーザーが見やすいように文字や写真のサイズにも気を配る
- 情報の配置順などサイト全体のレイアウトを考える
EC商品ページのフォントと色、サイズやレイアウトは商品のイメージやターゲットに合わせて適切に改善すること。
結果としてユーザーに安心感や好印象を持たれて商品購入されやすくなります。
購入ボタンの配置やデザインを考える
ユーザーに購買行動を起こしてもらうためには、購入ボタンの配置やデザインを考えることも重要です。
購入ボタンの配置やデザインによってユーザーのクリック率が変わります。なので以下を意識してください。
- 購入ボタンはユーザーにクリックされやすい位置に配置する
- 購入ボタンのサイズやデザインは目立つように強調する
- 「今すぐ購入する」「カートに入れる」などクリックされやすい文言にする
購入ボタンはユーザーにクリックされやすいように、目立つデザインにして適切な箇所に配置することが大事です。
レスポンシブデザイン最適化の導入
スマートフォンやタブレットでも見られるように、レスポンシブデザイン最適化の導入をおすすめします。
近年では8割の顧客がスマートフォンやタブレットでECサイトを利用して、商品購入する人が多数だからです。
つまり、ECサイトのレスポンシブデザイン最適化の導入は、もはや必須なこと。
また、ズーム機能や表示機能を導入することもユーザーの商品購入への不安を解消し、購入意欲を高められます。
ユーザーの購買意欲を高めるためにもレスポンシブデザイン最適化、表示機能やズーム機能の導入を考えましょう。
改善点4:ページタイトルを見直す
EC商品ページのコンテンツを改善するためには、ページタイトルを見直すことも重要です。
ページタイトルを見直すことで検索順位やクリック率が変わります。
結果としてコンテンツ内容を多くのユーザーに見てもらえる可能性が上がります。
理想的なページタイトルとしては、以下の項目を意識して見直してみてください。
- 60文字以内に収める
- 商品名やブランド名を含める
- カラーやサイズを含める
- 素材や用途を含める
- 商品タイプや型番を含める
- 商品の特徴や関連性の高い用語を含める
- 惹きつけるキャッチコピーを含める
ページタイトルは60文字以内にSEOを意識して商品名やブランド名、その他関連キーワードを含めること。
ただし、有名な商品名やジャンル名はほとんど大手サイトが独占しております。
なので、単一キーワードではなく複合キーワードを利用したほうがいいです。
たとえば「カメラ」+「〇〇」のような複合キーワードにします。(例:「手振れしないカメラの望遠レンズ」)
複合キーワードの検索数は多くはないですが、小規模サイトでもアクセスが見込めます。
そして、ページタイトルには惹きつけるようなキャッチコピーを含められるのが理想的です。
(例:「趣味なら、本気で。 (by キャノン)」 、「一瞬は長いと知った。(by ニコン) 」など)
ユーザーが思わずクリックしたくなるような魅力的なページタイトルを付けることを意識するのがカギです。
改善点5:内部リンクを見直す
サイト内や各EC商品ページの内部リンクを見直すことも重要です。理由としては以下になります。
- ユーザーが他の商品ページを見つけやすくなる
- ユーザーの滞在時間と回遊率を高められる
- ユーザーに自社サイトを覚えてもらえる
重要なのはユーザーに他の商品ページを見てもらえるように、内部リンクを適切な箇所に設置してあげること。
もしかしたら商品購入に繋がる可能性があるかもしれないからです。
たとえ人気やアクセスが少ない商品ページだとしても、ユーザーによっては需要がある可能性があります。
また、逆もしかり。
サイトやページに適切な内部リンクを設置することで、ユーザーの滞在時間と回遊率を高められるメリットもあります。
結果としてSEO評価が向上し、検索エンジンからのアクセスアップが見込めること。
そして、ユーザーに便利なサイトだと思われれば自社サイトを認知されやすくなります。
内部リンク先は主に、以下の項目をページやサイトに設置できるとOKです。
- 関連商品
- 人気商品ランキング
- おすすめ商品ページ
- サイト内検索
- カテゴリーメニューやタグ
- 閲覧履歴
- トップページへのリンク
いろんな内部リンクを設置して導線を引くことで、ユーザーが関連商品や欲しい商品を見つけ得やすくなります。
つまり、サイト内や各EC商品ページの内部リンクを見直すメリットは以下ですね。
- ユーザーが他の商品ページを見つけやすくなる
- ユーザーの滞在時間と回遊率を高められる
- ユーザーに自社サイトを覚えてもらえる
結果としてユーザーの商品購入率が上がり、自社サイトの売上アップにつながるのです。
筆者おすすめのEC商品ページ改善方法
筆者がおすすめするEC商品ページ改善方法は、ズバリ!まずは同ジャンルの人気サイトを徹底的に参考にすることです!
人気サイトのコンテンツは試行錯誤を繰り返して戦略的に作られているため、多くのユーザーに支持されております。つまり参考にすべき点がたくさんあるということ。
なのでEC商品ページを作成&改善する際は、商品の画像や説明文、デザインからすべて人気サイトに限りなく近いものにします。
ただしサイトの丸パクリはダメです。画像や文章をコピペやダウンロードして盗用してはいけません。
また、タイトルや説明文などは参考にしつつも少し自分なりの言葉に変えて記載するようにしてください。
自分のオリジナリティーを出すのは後です。
初心者さんはとくに最初は同ジャンルの人気サイトを徹底的に参考にして、EC商品ページを作成&改善しましょう。
まとめ
ということで本記事では、「簡単なのに効果絶大!EC商品ページのコンテンツ改善5つのテクニック」をお伝えしました。
売上をアップさせるためには、ユーザーを惹きつけるようなEC商品ページにする必要があります。
ユーザーを惹きつけるEC商品ページにするためには、主に以下のコンテンツ内容を見直して改善すべきです。
- 商品画像を見直す
- 商品説明文を見直す
- ページデザインを見直す
- ページタイトルを見直す
- 内部リンクを見直す
まずは商品画像や商品説明文を見直してください。
ファーストビューでお客さんを惹きつけて、内容が伝わるコンテンツにすることが重要です。
コンテンツ内容には購入率をアップさせるために、ユーザーの疑問や不安を取り除くための対策を施します。
(例:購入者の商品レビューやよくある疑問に回答したもの、送料や配送方法などを明記する)
ページデザインはユーザーに好印象を与えるために、以下の対策が必要です。
- 商品のイメージやターゲットに合わせたページデザインにする
- 文字サイズや写真サイズ、購入ボタンの配置と色や大きさを考える
- ズーム機能や表示機能の導入、レスポンシブデザイン最適化をする
あとは商品購入率とSEO評価を高めるために、以下を見直します。
- ページタイトルを見直してクリック率と検索順位を改善させる
- 内部リンクを見直してサイトの利便性を改善する
今回お伝えした改善ポイントを意識して、魅力的で売れるEC商品ページを作成してください。
結果として、ユーザーの商品購入率が高まり売上アップにつながります。
それでは本日は以上です。