こんにちは!
EC販売全体における「広告って必要?」という悩み、ものすごくよく分かります。
私自身、ショップを始めた当初は「広告を使えば売上が伸びるんじゃないか?」と何度も考えました。
でも、いざ広告を使おうとすると、怖い。
「本当に意味あるのかな?」「お金だけムダになったらどうしよう…」
そう思い、足踏みしていた時期が長かったんです。
今回は、そんな私の経験をもとに、初心者が広告に頼るべきかどうかを判断するためのヒントをお話ししていきます。特に「Amazon広告が気になるけど迷っている人」にとって、読み終わったあとにモヤモヤが少し晴れるような内容にできたらと思っていますので、チェックしてくださいね!
広告を使えば売れる?
まずお伝えしたいのが、「広告=すぐ売れるようになる」というわけではない、ということです。
私もショップを始めたばかりの頃は、「広告さえ使えば、きっと注文がバンバン入るんだろうな」と思っていました。でも、結果はまちまち。
クリックはされるのに、なぜか購入にはつながらない。
「見られてるけど、お客様の心に刺さってない」この現実に直面して、広告より先にやることがあるんじゃないか…?と、深く考えるようになりました。
「広告を使う前に」見直した3つのポイント
実際に私が広告に本格的にお金をかける前にやってよかったと感じたのは、以下の3つの見直しです。
① 商品写真はちゃんと魅力が伝わってる?
「広告にお金をかけるくらいなら、まず無料で商品写真を撮り直そう」と思い立ち、背景紙を買って、自然光の入る昼間に撮り直したら、アクセス数も注文数も地味に増えたんです。
広告を出すということは、「その写真が多くの人の目に触れる」ということ。つまり、広告をかけるなら、まず写真がちゃんとしているかどうかが大切だと気づきました。
② 商品名と説明文、ちゃんと検索されてる?
これも地味に大事でした。「シンプルなピアス」→「サージカルステンレス使用/金属アレルギー対応/華奢な一粒パールピアス」など、キーワードを意識して商品タイトルや説明文を書き換えるだけで、検索からのアクセスがグッと増えたんです。
Amazon広告でも、キーワード選定がとても重要と聞きますよね。
だからこそ、広告を出す前に、まずは“無料でできるSEO対策”をしてみるのがオススメですよ。
③ 商品が誰向けか、自分でもちゃんとわかってる?
私自身が最初にやっていたミスは、「万人ウケを狙ってどっちつかずの商品になること」。
お客様から「仕事でも使えるデザインでありがたいです」とレビューをいただき、“オフィスでも着用できるアクセサリー”という明確な軸を持つようになってから、売れ行きが安定してきました。
広告を出すにしても、「誰に届けたいか」がハッキリしていないと、お金が無駄になります。Amazonでも、ターゲティング広告ができるようですが、まず自分自身が誰のための商品なのかをわかっていないと意味がないんですよね。
初心者におすすめのAmazon広告は?
広告に挑戦したいと考える初心者の方におすすめなのが、スポンサープロダクト広告(Sponsored Products)です。この広告は、Amazon広告の中でも最もシンプルで始めやすく、効果がわかりやすいのが特徴。 初心者がつまずきやすい「設定の複雑さ」や「費用感の不安」が少ないため、初めての一歩にぴったりなんです。
初心者に嬉しいポイント:
・少額から始められる
→ 広告予算に不安があっても気軽にトライできます。
・オートターゲティングができる
→ 最初はAmazonが自動で最適なキーワードに出してくれるため、手間いらず。
・データが見える
→ユーザーがどのような検索キーワードを入れて、広告がクリックされたかを確認できるので、改善にもつながります。
判断基準まとめ:「今、広告を使うべきかどうか?」
以下のチェックリストで「YES」が多ければ、広告にチャレンジしてみても良いかもしれません:
・商品ページの写真と説明文に自信がある
・ 誰に向けた商品か明確に言える
・ 月に5〜10件は自然流入で売れている
・ 商品レビューがいくつかついてきた
・ 1件売れても赤字にならない価格設計になっている
逆に、ひとつでも「NO」があるなら、まずは広告よりも今回ご紹介した“ショップ力”を高める時間に使う方がオススメです。
まとめ:広告は焦って使わなくてOK。まずは「土台づくり」
EC初心者の頃って、どうしても“売上ゼロ”が怖くて、広告に頼りたくなる気持ち、ものすごくわかります。
でも、本当に必要なのは、売れる商品・伝わるページ・明確なターゲットという“広告に耐えられる土台”なんですよね。
Amazon広告が気になる方も、まずは「自分のショップや商品は、広告をかける準備ができているか?」という視点で考えてみてください。
焦らず、自分のペースでOKです。小さな改善の積み重ねが、ちゃんと未来の売上につながっていきますよ!