Amazonのカスタマー対応って難しい?初めてでも信頼される対応のコツ

こんにちは!

 私は以前、ハンドメイドアクセサリーのネットショップを運営していて、そんな私が重点を置いていたのが「お客様対応」でした。特に最初の頃は、お問い合わせが届くたびにドキドキしていたのを今でも覚えています。

今回はその実体験を元に、「初めてでも信頼されるカスタマー対応のコツ」と、「Amazon特有の特徴」について、わかりやすくお話してみたいと思います。

目次

カスタマー対応って、やっぱり怖い?

ネットショップを始めた頃、初めて届いたクレームは本当にショックでした。

 「届いた商品のパーツが外れていました。がっかりです」

そのメッセージを見た瞬間、心臓がバクバクしました。

私が一番最初にした対応は、ひたすら謝って、テンプレートを真似たようなメッセージを急いで送ること。でも、どこかぎこちなくて、相手の反応もいまいちだったんですよね。

そのとき気づいたのは、「お客様は完璧な対応を求めてるんじゃなくて、“人として”ちゃんと向き合ってくれることを期待してるんだな」ということ。

私が実践した、信頼される対応のコツ

1. 「テンプレよりも自分の言葉で」

たとえば、こんなふうに返しました:

〇〇様
このたびはご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありません。
商品を楽しみにしてくださっていたのに、残念な思いをさせてしまって…私自身もとても心苦しいです。
破損部分のお写真をお送りいただけますでしょうか?
すぐに交換もしくは修理の対応をさせていただきたいと思っております。

形式よりも、「ちゃんと見てくれてる」「気持ちをくんでくれてる」って思ってもらえるような言葉が、信頼につながるなと実感しました。

2. 「対応はスピードも必要」

私自身、お問い合わせにすぐ返信できない日があったとき、お客様から「対応遅いんですね」と評価を下げられたことがあります…。

子育てとの両立でバタバタする日々ですが、どんなに忙しくてもなるべく24時間以内に返信することを徹底するようにしました。

じゃあAmazonってどうなの?他ショップとの違い

ここからは、自分の経験と比較しながら、Amazonで求められるカスタマー対応の特徴を見ていきます。

違い①:「Amazon=顧客第一主義」が徹底されている

BASEやminneなどでは、販売者とお客様が直接やり取りする感覚が強いですが、Amazonの場合はちょっと違うみたいです。

Amazonでは、お客様は「Amazonから買っている」感覚。つまり、対応が悪いと「Amazonの印象」が悪くなるんです。そのため、Amazon側も販売者に対して「完璧な対応」を求めてきます。

違い②:返品・返金がスムーズ

Amazonでは「商品が気に入らなかった」「思ってたのと違った」だけでも、返品・返金OK。しかもAmazonが勝手に返金処理してしまうケースもあると聞きました。

私のショップでは、「お客様都合での返品はご遠慮ください」と記載して対応できましたが、Amazonではそれが通用しにくいようです。

違い③:対応スピードが命。24時間ルールあり

Amazonでは、お客様からの問い合わせには原則24時間以内に返信が必須です。

これを守らないと、出品アカウントの評価に直結してしまいますよ。

BASEなどでは「平日は対応できません」など、マイペースで運営しているショップも多いですが、Amazonはそうはいかないという点が大きな違いですね。

違い④:評価が重要。悪いレビューは命取り

Amazonでは「評価」が売上や出品継続に大きな影響を与えます。

悪いレビューが数件入るだけで、アカウント停止になるリスクもあるそうです。

私が使っていたプラットフォームでは、多少レビューが悪くてもそこまで大ごとにはなりませんでした。でも、Amazonでは1件のミスも許されない空気感があるんですね。

初心者が意識すべき「3つの対応ポイント」

私がこれからECを始める方に伝えたいカスタマー対応の基本はこの3つです:

■自分の言葉で向き合う

テンプレでもOKですが、「ありがとうございます」や「ごめんなさい」の言葉は、自分の口調で入れると、心が通いやすいです。

■できるだけ早く返す

返信が遅いだけでクレームになることもあります。スマホでも対応できるように、通知はONにしておくのがおすすめですよ。

■商品ページに“リスク”もちゃんと書く

「小さなパーツを使っているので、お子様の誤飲にご注意ください」
「1点ずつ手作業で制作しているため、色味に個体差があります」

 など、想定されるトラブルをあらかじめ説明しておくだけで、カスタマー対応の件数自体を減らせます。

最後に:カスタマー対応は“ファンづくり”の第一歩

クレームやトラブルって、本当は避けたいし、できれば来ないでほしいものですよね。

でも私の経験上、クレーム対応こそが「このショップ、信頼できるな」と思ってもらえるチャンスでもあると感じます。

「気持ちよく対応してもらえたから、またここで買いたくなりました」と言ってもらえたときは、本当にうれしかったです。

Amazonでの対応は少しハードルが高く見えるかもしれませんが、基本はどこでも同じ。

人と人とのやり取りだからこそ、誠実に、丁寧に、そしてスピーディーに。

これさえ意識すれば、きっとあなたも信頼されるショップ運営ができますよ!

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この記事を書いたひと

現在は主婦として育児に励みながら、フリーライターとしても活動しています。日々の暮らしの中で得た気づきを活かしながら、読者に寄り添う温かみのある文章を心がけています。
過去にはハンドメイドアクセサリーをネットショップで販売していた経験があり、ネット販売の楽しさや大変さ、リアルな体験を通して感じたことを、同じ販売者目線で伝えたいと思います。一般論ではなく、自分の体験に基づいた言葉を丁寧にまとめて、読者の方々が共感し、前向きな気持ちになれるような記事を目指します。
忙しい毎日の中でも、スキマ時間にふと読みたくなるような、やさしくて身近な記事をお届けしていきたいです

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