AmazonのCVRを上げるには?ページ改善の“鉄板ポイント”と初心者の落とし穴

こんにちは!
今この記事を読んでくださっている方は、きっとAmazonで販売を始めたばかり、あるいは「どうやったらもっと売れるんだろう?」と試行錯誤している最中かもしれませんね。

今回は、私が過去にECモールで商品を販売していた経験をもとに、「CVR(コンバージョン率)を上げるための商品ページ改善の鉄板ポイント」について、できるだけ具体的に、そして初心者の方がついやってしまいがちな“落とし穴”もあわせてお話ししていきます。

目次

そもそもCVRってなに?

CVR(コンバージョン率)とは、「商品ページを見てくれた人のうち、どれくらいの人が実際に購入してくれたか」という割合のことです。これが上がれば、アクセス数がそれほど増えなくても売上は自然と伸びていきますよ。

私自身、最初の頃は「とにかくアクセスさえ集めれば売れる」と思い込んでいたんですが、実際は“見られて終わり”のページが多く、アクセスが無駄になっていたことに気づきました。

ページ改善の“鉄板ポイント”4選

では早速、AmazonのCVRを上げるために必要な、ページ改善のポイントをお伝えしましょう。

鉄板ポイント1:商品画像は「伝わりやすさ」を意識

ECの世界では「画像が8割」と言われるほど、商品写真はとても重要です。Amazonでもこれは例外ではありません。

私がハンドメイドアクセサリーを販売していたとき、最初は“おしゃれさ”にこだわりすぎて、白背景に小物を添えたアーティスティックな写真ばかり使っていました。

でもある日、お客様から「どんな大きさですか?」「身につけたときの感じが知りたいです」といったお問い合わせをいただき、基本的な情報が伝わっていなかったことに気がついたんです。

Amazonでも同じで、何より大事なのは「使うシーンが想像できること」「サイズ感や使用イメージがわかること」ですよ。

・Amazonにおすすめの画像構成
メイン画像:背景白、商品単体
サイズ感:定規や手に持った写真
使用シーン:生活の中で使っている様子
素材や特徴:アップで細部を見せる
※バリエーションがある場合は全部並べる

鉄板ポイント2:商品タイトルと検索キーワードの最適化

Amazonは圧倒的な集客力を持っている反面、「検索されなければ売れない」という落とし穴もあります。

商品ページのタイトルやキーワードは、いわばお客様を呼び込むための“入り口”。ここにはしっかり力を入れたいところですね。

Amazonでよくある失敗は、「商品タイトルがおしゃれすぎて何の商品かわからない」こと。

たとえば、アクセサリーでいうと「Luna(ルナ)ピアス」みたいなタイトルだけだと、お客様が検索するワード(例:シルバー ピアス フープ)には全然引っかかりませんよね。

タイトル例(ダメ)→Luna(ルナ)ピアス
タイトル例(良い)→シルバー フープピアス レディース アレルギー対応 軽量 おしゃれ シンプル デイリー用【Luna】

こんなふうに、検索ワードを意識したタイトルにするだけで表示回数も増え、結果としてCVRも改善されますよ。

鉄板ポイント3:箇条書きを活用しよう

Amazonの商品ページには「商品の説明(箇条書き)」という項目があります。初心者の方が軽く扱いがちな項目なのですが、実際はとても重要です!

ポイントは以下の4つ:

・最初の1行で「誰向けの商品か」を明示する
・スペック・特徴を簡潔に
・利用シーンを盛り込む
・安心感を出す文言(例:送料無料、返品保証あり、国内発送など)

鉄板ポイント4:レビュー対策は“感謝の気持ちを伝える”ことが大切

レビューが増えると、CVR(コンバージョン率)は確実に上がりますよ。でも、「レビューを書いてください!」とお願いするだけでは、なかなか増えないのが現実。実際、私自身も購入後にレビューを書かないことって結構あります。

そんな私でも、「これは書こうかな」と思ったのは、商品と一緒に手書きのカードが入っていた時でした。ショップや商品の想いが丁寧に書かれていて、購入への感謝の気持ちも伝わってきて。すごく心が動いたんです。

Amazonの場合、外部リンクの記載はNGですが、「感謝の気持ちを伝える内容のカード」を添えるのは、ガイドラインの範囲内でOKです。

商品に満足してくれたお客様なら、ちょっとした“ひと手間”があるだけで、自然とレビューを書いてくれることも多いですよ。

初心者がハマりがちな落とし穴

最後に、よくある失敗例も紹介しておきます。

× 自分目線で「カッコよさ」を優先してしまう→ お客様は「映える」よりも「わかりやすさ」を求めている。
× ライバルを見ずに商品ページを作る→ Amazonは競合との比較がされやすい環境。必ず「同ジャンルの売れてる商品」をチェックして、どこが違うのか見極める。
× 値段でしか差別化できていない→ 値下げ合戦に突入せずに、ページの質を上げて「価値」を伝える方が、長期的に見てメリット大。

まとめ:CVR改善は“気づき”の積み重ね

Amazonで売上を伸ばすには、CVR改善がカギです。

私も最初は「いい商品さえ作れば売れる」と思っていました。でも、売れるかどうかは“見せ方”次第。これに気づいてから、売上がぐっと伸びるようになりました。

そして、Amazonに限らず、どのモールでも通じることは、「お客様目線で考える」こと。ちょっとした空き時間でできる改善も多いので、ぜひ今回の内容を参考に、自分の商品ページを見直してみてくださいね!

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この記事を書いたひと

現在は主婦として育児に励みながら、フリーライターとしても活動しています。日々の暮らしの中で得た気づきを活かしながら、読者に寄り添う温かみのある文章を心がけています。
過去にはハンドメイドアクセサリーをネットショップで販売していた経験があり、ネット販売の楽しさや大変さ、リアルな体験を通して感じたことを、同じ販売者目線で伝えたいと思います。一般論ではなく、自分の体験に基づいた言葉を丁寧にまとめて、読者の方々が共感し、前向きな気持ちになれるような記事を目指します。
忙しい毎日の中でも、スキマ時間にふと読みたくなるような、やさしくて身近な記事をお届けしていきたいです

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