【はじめに】
継続的に出品をしていると
悩むのが「カゴ落ち」ですよね…。
筆者も出品時にカゴ落ちが高くで悩んだ経験も
購入時もカゴに入れて放置している商品はたくさんあります。
今回は売上UPに繋がる
【カゴ落ちを防ぐポイント5つ】をご紹介します!
ぜひ、この方法で売上UPのチャンスを掴んでくださいね!
【カゴ落ちとは】
カゴ落ち:カートに入れた状態のまま購入せずに
顧客がECサイトから離脱すること
を指しており株式会社ザオリクの調査では
76%がカゴ落ちを経験していると回答しています。
あなたも購入時にカゴ落ちを使っていませんか?
筆者はカゴ落ちをブックマークの様に使います。
理由は〈他ショップのサービス〉〈商品の機能性〉を
カゴに入れておくと比較しやすいためです。
カゴ落ちは購入されていない状態ですが
購入の見込みがないわけではありません。
購入意欲が高いままカゴに入れるケースが多いです。
きちんと対策をすることで売上に繋げていきましょう!
【カゴ落ちの理由】
筆者はカート落ちを〈比較検討〉に
活用すると先述しましたが
下図の株式会社ザオリクの調査からも分かるように
「購入を見送ったため」の割合が高いことからも比較検討されているようです。
〈引用〉カゴ落ちに至った理由の調査
調査の中でショップ側で
カゴ落ち対策ができる理由は4つです。
-----------------
〇送料が発生することが分かったため
〇他の商品ページを閲覧している間に忘れていた
〇購入手続きが複雑だった
〇購入したつもりができていなかった
-----------------
逆にこの4つの対策をすることで
カゴ落ちを防ぎ売上に繋げることができますね!
【カゴ落ちを防ぐ5ポイント】
ここでは具体的なカゴ対策をご紹介します!
売上UPにはカゴ落ち理由で上がった項目の
懸念を払拭しておくことが大事なポイントです。
ポイント1〈送料の記載を見直す〉
世間の認識として送料無料は当たり前となっています。
筆者が勤務していた会社では
-----------------
化粧品・健康食品=送料無料
健康器具=送料有料
冷凍食品=送料有料
-----------------
という送料を定めていましたが
健康器具のみ「なぜ送料がかかるのか」
といったお問合せの件数は多くありました。
商品サイズが大きく有料としていましたが
冷凍食品と違い通常便で送料に違いがあると
不満を持たれてしまっているようでした…。
テレビCMのコマーシャルでも
【送料無料】は大々的に言われていることもあり
有料になることに違和感があるようです。
〇送料無料をショップとして検討する
〇送料有料が納得できる理由を明記
等をすることがカゴ落ち対策は必要です!
ポイント2〈商品ページ見直し〉
先述したカゴ落ち理由の
〇他の商品ページを閲覧している間に忘れていた
にあたる対策ポイントです。
この理由はすなわち
「比較対象から外れた」ことを意味しています。
それは自身のショップを閲覧し忘れられる時点で
【他のショップで購入】されているからです。
扱う商品スペックだけではなく
他商品と下記画像のように比較した強みをまとめます。
こうすると他商品を見て比較した際に
納得感を高く購入に繋がりやすくなります。
ポイント3〈手続きの簡略化〉
商品購入には必ず個人情報入力が必須。
この入力する情報を便利に簡略化する方法です。
人は「購入しよう!」と
決意した直後は購買意欲が高いです!
その時に上図のパターン1のような
〈入力項目が多い〉
〈入力箇所の分割がなく入力しにくい〉
といった手続きの不便さを解消しておくと
後回しにされず購入されやすくなります。
筆者のショップで入力項目を
簡略化した際はカゴ落ち率が4%改善しました!
ポイント4〈リマインドメール〉
カゴに入れた状態にしているとショップから
下記タイトルのメールが届いた経験はありませんか?
「購入をお忘れではありませんか?」
「購入手続きは完了していません」
このメールのことを指しています!
筆者もカゴ落ちを使う際によくあることですが
空き時間や移動時にカゴに入れて
その後、仕事や用事をすませていると
【カゴに入れたことを忘れる】ことがあります。
ショップ運営時もツールを導入したことで
ランニングコスト以上の購入のあったため非常におすすめです!
ポイント5〈サイトの通信速度〉
筆者の経験ですがリピーターのお客様から
何度か【表示が遅い】とご連絡をいただいたことがありました。
ショップ運用では商品仕入れやページ作成に気をとられ
視野に入っていない部分だったんです…。
サイトの表示速度は速い方が良いと学びました。
それは、サイト閲覧をしているときに
表示の遅さは【ストレス】になるからです。
スマホが普及した当初、今ほどWi-Fi等が整っておらず
サイトの動きが遅いことはストレスでしたよね。
今一度、サーバーの性能を見直してみることをおすすめします!
さいごに
カゴ落ち対策に必要なのは【お客様視点】です。
ショップ運営側は「売上」を注視してしまい
カゴ落ち理由でも上位になっていた
〈送料への不満〉〈手続きの不便さ〉
を見落としてしまいがちですが
自分自身が購入する側だった場合は
不満に感じる部分ですよね。
お客様視点を意識するためにも
【カゴ落ちを防ぐ5ポイント】を
実践してみてくださいね!
〈引用・参考・文献一覧〉
【カゴ落ちとは】
〈引用〉株式会社ザオリク ECサイトのカゴ落ちに関する実態調査
『Q2.ECサイト利用時、商品をカートインしたにもかかわらず、購入まで至らなかった「カゴ落ち」の経験がありますか。』https://zaoric.com/
【カゴ落ちの理由】
〈引用〉株式会社ザオリク ECサイトのカゴ落ちに関する実態調査
『Q3.「カゴ落ち」に至った理由を教えてください。(複数回答)』https://zaoric.com/