「いい商品なのに、なぜか一度きりで終わってしまう…」そんな悩みを抱えていませんか?この記事では、ネットショップ運営歴2年のあなたが“リピーター”を増やし、月5万円→10万円へと安定売上を目指すための実践テクを解説します。今日から使える「同梱チラシ」と「フォローメール」の工夫で、また買いたくなる“仕組み”を一緒に作っていきましょう!
リピートされない…そんな悩みは“接点不足”が原因かも
「いい商品なのに売上が伸びない」のはなぜ?
ネットショップを運営していると、「商品には自信があるのに、なぜかリピートされない」という悩みに直面することがあります。その原因のひとつが、“お客様との接点が少ない”こと。はじめての購入で満足してもらっても、その後に何のアプローチもなければ、記憶から忘れられてしまうのです。
一度きりで終わる購入体験から抜け出すには
商品を購入するという行動は、あくまでお客様の“入り口”です。そこからどう関係を育てていくかが、リピーター施策の肝になります。たった一通のフォローメールや、さりげない同梱チラシが「またこのショップで買いたい」と思ってもらうきっかけになります。
ネットショップでも「次につながる仕組み」が必要
実店舗なら「また来てくださいね」と声がけができますが、ネットでは“仕組み”がその代わりになります。同梱チラシや発送後のメールなどを通じて、「また来てね」の気持ちを自然に伝えましょう。購入直後こそが、一番お客様との距離が近いタイミングなのです。
【ポイント1】“また買いたい”を引き出す同梱チラシの活用法
同梱チラシはなぜリピーターに効く?
同梱チラシは、商品と一緒に手にする“リアルな接点”です。SNSやメールよりも直接的で、お客様の印象に残りやすいというメリットがあります。
実際、私が初めて同梱チラシを入れて発送したとき、「手書きのメッセージが嬉しかったです!」というレビューをいただきました。それまでは商品単体で勝負していたのですが、「気持ちが伝わるだけで、こんなに印象が変わるんだ」と実感した出来事でした。
特に初回購入時に心をつかめば、その後の再訪率がぐんと上がります。「このショップからまた買いたい」と思ってもらうには、商品以外の“記憶に残る要素”も大事なのだと感じています。
初心者でもできる!チラシ作成のコツと構成テンプレート
チラシ作成が初めてでも心配はいりません。基本は以下の3要素でOKです。
- お礼のメッセージ(例:「このたびはご購入ありがとうございました!」)
- ショップ紹介や商品のこだわり(例:「この商品はこんな想いで作りました」)
- 次回購入を後押しする特典や導線(例:「次回使える10%OFFクーポン」)
手書き風フォントや、温かみのあるデザインにすることで、世界観を壊さずに伝えられます。
クーポン・レビュー・メッセージ…何を載せるべき?
「クーポン」や「レビューのお願い」は定番ですが、それだけでなく「また会いたくなる」ような温かみのあるメッセージが大切です。たとえば「この商品があなたの日常に役立ちますように」といったひと言が、お客様の心に残ります。
世界観を壊さず自然にファンを増やすポイント
派手なセール感や“買わせよう”感を出すと、ブランドイメージを損ねてしまうことも。同梱チラシはあくまで「世界観を伝える名刺」として活用し、自分らしさを表現しましょう。写真やロゴをさりげなく入れるのも効果的です。
【ポイント2】発送後フォローメールで「つながり」を育てる
フォローメールは“お礼+α”がカギ
発送後に届く「ありがとうございました」のメールは、安心感を与える大切な一歩。そこに“+α”の要素――たとえば、使い方のコツやおすすめの組み合わせなどを添えることで、「このショップ、丁寧だな」と感じてもらえます。
タイミングは?内容は?実例つきメールテンプレート
発送から2〜3日後がおすすめタイミングです。以下はテンプレートの例です:
件名:ご購入ありがとうございます|使い方のご案内もどうぞ
本文:
こんにちは、〇〇ショップです。
このたびはご購入ありがとうございました!
商品は無事に届きましたでしょうか?
ご不明点などございましたら、いつでもご連絡くださいね。
また、今回の商品を長くご愛用いただけるよう、使い方のポイントを以下にまとめました。
→【簡単な使用ガイドのリンクや画像】
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
自動化ツールを活用して無理なく継続するコツ
BASEやSTORESでは、発送完了時にメールを自動送信する機能があります。それに「自分らしい文章」をテンプレ化して登録しておくことで、毎回手間をかけずに丁寧な対応ができます。1通書いておけば、あとは仕組み化で継続可能です。
【ポイント3】リピーター施策を仕組みにして“安定売上”へ
チラシとメールの組み合わせで信頼を深める
「同梱チラシで心をつかむ」→「フォローメールでつながりを深める」――この流れをセットで仕組みにしていくことが、リピーター育成の近道です。売り込まず、信頼を積み重ねることで、「このショップなら安心」と思ってもらえます。
1人で回すには「テンプレ化」と「効率化」が鍵
忙しい主婦でも、作業を無理なく続けるためには“ひな型”を作ることが大切です。たとえば:
- チラシテンプレート:3パターン用意して季節や内容で使い分け
- メール文面:商品ジャンル別にあらかじめ登録
- 配送後のチェックリストでミス防止
このように“自動ではなくても再利用できる仕組み”を持つことで、手間を減らしつつ質の高い接客ができます。
めざすのは“推しショップ”として覚えてもらうこと
最終的に目指したいのは、「あのお店、また買いたい!」と自然に思い出してもらえる存在になること。価格ではなく“つながり”で選ばれるショップになるために、日々のちょっとした工夫が大きな差を生みます。
今回のまとめ:少しの工夫で「また買いたくなる」ショップに
お客さんとの“心の距離”を縮めるには?
リピーターを増やすには、単なる販促ではなく「気づかい」や「感謝の気持ち」がカギです。同梱チラシやフォローメールといった小さな工夫が、心の距離を縮めてくれます。
あなたのショップの魅力をしっかり伝えていこう
どんなに魅力的な商品でも、「伝わらなければ買われない」もの。あなたの想いやこだわりを、チラシやメールを通じて丁寧に届けることで、お客様との関係はもっと深まります。ぜひ今日から一歩踏み出して、「また買いたい」と思ってもらえる仕組みをつくっていきましょう。