初心者でもすぐわかる!ECサイト改善のためのGoogle Search Console活用術

こんにちは!ECサイトを運営していると、売上が思ったように伸びなかったり、アクセス数が安定しなかったり、いろんな課題に直面しますよね。
実際に私もアクセサリーのEC運営をした経験があり、どうすればもっと売れるのかを日々考えていました。

そこで今回ご紹介するのは、「Google Search Console(グーグルサーチコンソール)」の活用術です。
「なんか難しそう…」という方でも大丈夫です。この記事では、初心者の方にも分かりやすいよう専門用語はなるべく外してお伝えしていきます。ちょっとした空き時間でも読めるようにまとめてみましたので、チェックしてくださいね!

目次

Google Search Consoleって一体何なの?

ざっくり言うと、あなたのECサイトがGoogleの検索結果にどう表示されているかを教えてくれる無料ツールです。

・どんなキーワードで検索されている?
・検索結果で何回表示された?
・実際に何回クリックされた?
・ページの表示に問題はない?

といった情報がすべて見れる優れモノなのです!

つまり、お客様がどうやってあなたのECサイトにたどり着こうとしているかを知ることができるので、売上アップにつながるヒントをたくさん見つけることができますよ。

ECサイト運営者が注目すべき3つのポイント

では、実際にサーチコンソールでどこを見ればいいのでしょうか?初心者でも押さえておきたいのが以下の3点です。

1.「検索パフォーマンス」から人気キーワードをチェック!

ログインしたら、左側メニューの「検索パフォーマンス」をクリックしてみてください。
すると、「表示回数」「クリック数」「平均CTR(クリック率)」「平均掲載順位」などが一覧で見られます。

ここで注目してほしいのは

・どんなキーワードで表示されているか
・実際にクリックされているか
・平均掲載順位はどれくらいか

たとえば、あるキーワードで「表示はされてるけどクリックされてない」としたら、タイトルやディスクリプションを見直す必要があるかもしれません。

2.「カバレッジ」でページのエラーを発見!

ページ数の多いECサイトでは、気づかないうちにエラーが発生していることもあります。

サーチコンソールの「カバレッジ」では、Googleにページが正しく登録(インデックス)されているかを確認できます。エラーがあると、せっかくの商品ページが検索結果に出てこない可能性も。商品名の重複や、404エラー(存在しないページ)などもチェックできますよ。

「エラーが出たらどうしよう」と不安になるかもしれませんが、内容や対処法も一緒に表示されるので安心です。週1回でもチェック・修正を続けることで、健全なサイト運営につながります。

3.「ページエクスペリエンス」で表示速度を確認

特にスマホユーザーが多いECサイトでは、ページの読み込みが遅いだけで、ユーザーがすぐに離脱してしまうことがあります。

サーチコンソールの「ページエクスペリエンス」では、サイトの表示速度やスマホでの見やすさ、ページの安全性などが評価されますので、一度チェックしてみましょう。

改善のヒントも表示されるため、たとえば「画像サイズを軽くする」、「邪魔になっている広告やボタンを調整する」など、できる範囲で対応するだけでも、SEOに良い効果が期待できますよ。

サーチコンソールで改善したい「具体的な工夫」

サーチコンソールで結果を見て終わりではなく、データを見ながら、以下のような工夫をしてみましょう!

その1 タイトルとディスクリプションの見直し

たとえば「ギフト アクセサリー」で検索された時に、あなたの商品ページが表示されているとします。しかし、クリックされなければ意味がありませんよね。

・ユーザーが知りたい情報がタイトルに含まれているか?
・「送料無料」「ブライダルにおすすめ」など具体的な魅力は入っているか?

サーチコンソールで「表示はされているのにクリックされないキーワード」を見つけたら、そのキーワードに合わせてタイトルを改善してみましょう。

その2 CTR(クリック率)が高いキーワードに注目

CTRが高い=ニーズと内容がマッチしている、ということです。このようなキーワードはとても重要で、そのテーマでSNSの投稿をしたり、特集ページを作ったりすると、関連検索にも引っかかる可能性が高まりますよ。

検索結果を“お客様の声”として聞いてみよう

検索キーワードは、お客様があなたに投げかけている「質問」や「求めているもの」です。
たとえば、「アクセサリー 2000円以内 おしゃれ」と検索している人は、まさにその条件に合う商品を探しているということですよね。

サーチコンソールを使えば、こうしたお客様のリアルな声を拾うことができます。それを参考にして商品づくりに活かしたり、SNSでの発信につなげたりすれば、自然とSEOにも良い効果が期待できますよ。

まとめ:サーチコンソールを使えばECサイトの改善ポイントが見えてくる!

Google Search Consoleが、リアルな改善ポイントを見つけられる、とても便利なツールだということが分かりましたね。

今回ご紹介した内容をおさらいすると

・検索パフォーマンスで、狙うべきキーワードを見つける
・カバレッジで、検索に出ていないページを修正する
・ページエクスペリエンスで、表示速度を確認して離脱を防ぐ

まずは、週に1回サーチコンソールを開いて、1つだけ気づいたことを改善するだけでも十分です。こうした小さな積み重ねが、やがて大きな成果につながっていくでしょう。
あなたのECサイトがもっと多くの人に届くよう、応援しています!

早速チェック!Google Search Consoleとは?→Google Search Console

この記事を書いたひと

現在は主婦として育児に励みながら、フリーライターとしても活動しています。日々の暮らしの中で得た気づきを活かしながら、読者に寄り添う温かみのある文章を心がけています。
過去にはハンドメイドアクセサリーをネットショップで販売していた経験があり、ネット販売の楽しさや大変さ、リアルな体験を通して感じたことを、同じ販売者目線で伝えたいと思います。一般論ではなく、自分の体験に基づいた言葉を丁寧にまとめて、読者の方々が共感し、前向きな気持ちになれるような記事を目指します。
忙しい毎日の中でも、スキマ時間にふと読みたくなるような、やさしくて身近な記事をお届けしていきたいです

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