【はじめに】
商品仕入れ~販売した経験が今までに無いと
「仕入れにお金も使ったし絶対売って利益だしたい!」
そんな気持ちから「なかなか仕入れ商品を決められない…。」
という状態になっていませんか?
筆者は初めて仕入れた商品は「売る」ことに囚われ
他のショップが売っている商品を仕入れてしまい
市場で埋もれて思うように売れない経験をしました…。
そんな失敗をしないために
今回は【売れる!仕入れ商品選定4ステップ】をご紹介します!
仕入れで悩んでいる方は参考にされてみてくださいね!
【そもそも商品選定の基準は】
記事のタイトルと矛盾しているように感じますが
「売ろう」と考えて商品選定しないことが重要なんです。
冒頭に書いた筆者の失敗もそうですが
「他のショップも扱っているからこの商品は売れそう」という
安易な考えで商品仕入れをしていたため売ることができませんでした…。
「売ろう」として商品仕入れをして売れない理由は
【ショップのお客様のことを考えていないから】といえます!
ランニング関連の商品にしても〈長距離〉や〈中距離〉によって
必要とされる商品が異なっていますよね。
その他にも、年代や性別などによっても変わり
それくらい一人一人のニーズは細かくて簡単なものではありません。
仕入れた商品の購入者はターゲットとするお客様です。
ショップ側の気持ちを優先するのではなく
【ショップのターゲットのお客様が求める商品】を
仕入れることが商品選定の基準といえます!
【人が商品購入で参考にする情報】
商品を仕入れる以上はお客様に「購入」されることが目的!
なので、ここでは人が商品購入時に最も参考にする情報を見ていきます。
株式会社フォーイットの調査によると
◯使った人の口コミ ◯商品の価格 ◯商品説明分
が上位で高い割合をしめていることが分かりますね。
商品仕入れの段階からショップがターゲットとする
年代層が「求める情報」を提供できるような
商品選定をすることが売れるまでの近道といえます。
ここまでは
①〈ターゲットが求める商品〉と
②〈人が商品購入で参考にする情報〉をまとめました。
これからは、上記2点を踏まえたうえで
仕入れ商品選定をステップ分けして解説していきます!
【仕入れ商品選定4ステップ】
〈ステップ1〉ターゲット再認識
商品仕入れをする際のターゲットを再認識しましょう!
「なんとなく」でターゲットを認識していると
販売するまでには遠回りすることになるかもしれません…。
ショップの方向性として
【単品】1つのジャンルに絞った商品展
【総合】ジャンルに関係ない商品展開
の大きく分けて2種類がありますがターゲット認識が曖昧だと
誰も求めていない内容を伝えることになりかねません。
ターゲットをショップ側が再確認して
明確にしておくことが商品仕入れの第一歩です!
ターゲットの【性別】【年代】【職業】【家族構成】といった
具体的なイメージを認識しておくと商品仕入れに迷わず
画像や紹介文章の作成時も【伝えるべきこと】が整理できます。
ぜひ、ターゲットの再認識は必ずやってみてくださいね!
〈ステップ2〉ニーズ調査
ターゲットを確認した後は
「どんなニーズ」があるかを調査していきましょう!
先述したスキンケア商品例の左側にある部分です。
ニーズ調査の方法として
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◯ネットで検索して口コミを見る
◯実際のターゲットに近い人に聞く
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上記2点でニーズはわかりますが
直接話を聞くことが出来た場合は
必ず【求めている部分】と【その理由】を聞くようにしてください。
理由としては「ターゲットの生活イメージ」が掴みやすいからです。
また【他にあればいい機能】を聞いておくこともおすすめです!
理由は次のステップで解説していきますね。
〈ステップ3〉競合他社分析
ターゲットのニーズを掴んだ後は
市場に出ている競合他社商品の分析をします。
できれば6ショップほど分析をして
他社商品を分析していくポイントとして
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〇当たり前に備わっている機能
▶他のショップで共通している機能は
自分の商品でも「当たり前」に備えておく機能
〇ショップごとのアピール機能
▶何を商品の「強み」としてアピールしているか
自分の商品では他のショップと違う「強み」があるか
〇悪い口コミ
▶ターゲットの「嫌なポイント」が見れます
自分のショップでは嫌な部分への対策ができます
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上記3点を見て自分のショップで
良いアピールができ悪い部分の対策ができるように
事前に戦略を練って商品仕入れ検討していけます!
また、ステップ3で先述したターゲットに話を聞けたとき
【他にあればいい機能】をヒアリングする理由は
【他社との差別化ポイント】検討に役立つからです。
上記図はあくまで一例なので
機能を増やせばいいということではありませんが
【他社分析情報】【他にあればいい機能】など
販売やニーズにまつわる情報を多く持っていることで
【差別化ポイント】もたくさん見つかるため
他社より売れやすい商品仕入れができます!
〈ステップ4〉実際に仕入れて販売する
ターゲットのニーズや他社分析し差別化ポイントを
把握した後は商品仕入れて販売していきます。
実際の販売では下記の決定が必要です。
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➀仕入れる数量
②販売価格
③目標販売数
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①に関しては仕入先のロット数がありコントロールできませんが
②と③に関してはショップ側が決められ
目標を決めておくことが次の仕入れ商品選定のカギとなります。
利益が確保できると次の商品選定や仕入れでも
【単価が高い商品】の仕入れに挑戦をすることが可能になり
今後のショップにとって大きなメリットになります!
「目標決めると売れなかったとき嫌になりそう」
という懸念から目標設定には前向きになれない…。
気持ちは分かりますが、筆者は目標を決めたことで
【ターゲットが求めること】を商品画像や紹介ページ反映させ
売上が高くなった経験があります。
ぜひ、少し高めの目標でもいいので設定してみてくださいね!
【さいごに】
失敗したくない!気持ちはありますが
【ひとまず経験しよう】くらいの気持ちで
商品仕入れ〜販売を楽しんでください!
トライ&エラーを繰り返すことで仕入れ商品の
アイデアが増えてきて楽しめるときが必ずやってきます!
まずは【仕入れ商品選定4ステップ】を
念頭において前向きに行動をしていきましょう!
〈引用・参考・文献一覧〉
【人が商品購入で参考にする情報】
〈引用〉PR TIMES 『株式会社フォーイット「商品(やサービス)を購入する際に最も参考にする情報は何ですか?」』https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000386.000018246.html