投稿が苦手でもできる!初心者向けInstagramストーリーズ活用術

「Instagramって投稿に力を入れなきゃ売れないんでしょ…?」
そんなふうに感じているEC初心者さん、意外と多いんです。

実は私も、健康や美容食品を販売していた頃、最初は投稿に時間がかかりすぎてヘトヘトになっていました。

でもある日、「ストーリーズを使えばもっと気楽に、リアルな魅力を伝えられるかも!」と気づいたんです。
そこからは、ストーリーズが販売の”架け橋”になってくれました。

今回は、「投稿が苦手」「顔出しも抵抗がある」というEC販売者さんにこそ読んでほしい、ストーリーズ活用術をお届けします。

目次

1. ストーリーズは“ラフさ”が魅力。投稿よりハードルが低い!

Instagramストーリーズは24時間で消える投稿。
だからこそ、「完璧じゃなくていい」という安心感があるんです。

私がよく使っていたのは、

・商品の箱を開ける様子
・お客様の声(手書きアンケートの写真)
・作業中のデスクの様子

こういう“ちょっとした日常”を出すと、「人となり」が伝わって、購入につながるんです。

最初は「なんでこんな簡単なことが売上に関わるの?」と不思議に思いましたが、実際にお客様から「商品が届く前からこんなにわくわくしていた!」と感想をいただき、顔を合わせることなく信頼感を築けたことに驚きました。

→「飾らないリアル感が、信頼感につながる!」

2. アンケート・質問スタンプで“お客様の声”を集めよう

ストーリーズの「アンケート」や「質問スタンプ」って使ってますか?
私の場合、「次に試してみたい味は?」というアンケートを出したところ、思った以上に反応があり、実際の商品企画にも活かせました。

→「タップだけで参加できるから、ハードル低め!」

アンケートを通じて「どんな味が好きか」を知ることができ、お客様が何を求めているかを直接感じることができたのです。これが商品の改良に役立っただけでなく、アンケート結果を公開したことで、フォロワーとの距離も縮まりました。

日本マーケティングリサーチ機構の調査によると、Instagram利用者のうち40.7%が「ストーリーズでブランドの信頼度が上がる」と回答
※参考:日本マーケティングリサーチ機構:Instagram利用動向(2023)

3. ストーリーズハイライトは“無料の接客ブース”

一度投稿したストーリーズを「ハイライト」にまとめておけば、いつでも見てもらえる“ミニカタログ”に。

私がやっていたのは…

・「お客様の声」
・「おすすめの使い方」
・「発送の流れ」

この3つをハイライトで常設したら、「安心して買えました」という声が増えました!

「お客様の声」を集めることで、実際に使った人のリアルな感想を伝え、信頼性を高めることができたんです。

→「24時間で消さない設定にすれば、リピーターにも優しい!」

4. テンプレートを使えば、毎日の更新もラクに!

投稿を考えるのって、地味に時間がかかりますよね…。
私はCanva(無料のデザインツール)を使って、以下のようなテンプレートを用意していました。

・「今日のひとこと(健康に関する名言)」
・「今日のおすすめ商品」
・「リラックスタイムの提案」

これで、1週間分のコンテンツをまとめて作成し、後はそのまま投稿するだけ。
“ちゃんとしてる感”も出せて、見栄えも良くなります!

こうした投稿をルーチン化することで、日々のストーリーズ投稿がぐっとラクになりますし、統一感も出せるのでブランド感がアップします。

→「無料テンプレートでも十分おしゃれ!」

5. リンク機能で“即購入”につなげよう(フォロワー数関係なし)

以前はフォロワー1万人以上でないと使えなかった「リンク機能」ですが、今は誰でも使えるようになりました!(※2021年10月以降)

例えば「詳しくはこちら」や「今すぐチェック」のスタンプに商品ページのリンクを貼れば、ストーリーズから購入ページへ誘導できます。

実際、私は「おすすめの飲み方」を紹介したストーリーズから、商品ページへの流入が3倍に増えたこともあります。

リンク機能を活用すると、ただの宣伝から実際に行動を促すことができ、効率よく売上に繋がるんです。今すぐ試してほしい機能の一つです!

→「地味だけど効果抜群!」

注意点:やりすぎはNG。日常とのバランスを意識しよう

便利なストーリーズですが、毎日宣伝ばかりだと飽きられてしまいます。
「見ていて楽しい」「この人の話もっと聞きたい」と思ってもらえるよう、雑談・裏話・愛犬との日常なども混ぜてバランスを取ることが大事です。

私も最初は「商品の宣伝だけではダメだ」と気づき、日常の“ちょっとしたシーン”をストーリーズに載せるようにしました。お客様から「あなたのストーリーズを楽しみにしている」と言ってもらえたことは、大きな励みになりました。

また、著作権に注意して音楽や画像を選ぶことも忘れずに。

→「ちょっとした共感ネタが刺さる!」

まとめ:ストーリーズは“話しかけるツール”!

Instagramストーリーズは、完璧な投稿を作る必要がないぶん、
「等身大の自分」としてお客様とつながれる、絶好のチャンス。

私も最初は「何を載せればいいの?」と戸惑っていましたが、
小さな発信を積み重ねるうちに、自然とリピーターさんが増えていきました。

投稿が苦手でも、ストーリーズなら今日からでも始められます。

まずは“10秒で撮れる1枚”から。
ぜひ、あなたらしい発信を楽しんでくださいね!

参照データ一覧

日本マーケティングリサーチ機構:Instagram利用動向(2023)

総務省「令和5年通信利用動向調査」

Instagram公式ヘルプセンター「ストーリーズのリンク機能について」

この記事を書いたひと

Webライターとして活動しながら、ECサイトの運営経験を活かして、売上アップにつながる記事や商品ページの作り方を発信しています。伝わりやすい言葉の使い方や、購入につながるページ設計など、初心者の方にも実践しやすいノウハウをわかりやすく紹介。ライターならではの視点で、EC販売のヒントをお届けします。

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